歯科用語辞典
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ドライソケット
どらいそけっと抜歯時に出血が極端に少なく、抜歯窩を塞ぐ血餅ができずに、歯槽骨が露出したままになって炎症を起こした状態のこと。本来なら抜歯後に血餅ができて傷を塞ぐが、血餅が十分に形成されなかったり、強いうがいを繰り返しにより、洗い流されてしまったりするのが主な原因である。通常は、抜歯後に麻酔が切れたときに痛みを感じるが、ドライソケットでは、抜歯後2〜3日後に症状が現れ、激しい痛みを伴う。治療としては、傷口を洗浄・消毒したり、再出血させたりして血餅を形成させる方法がとられる。
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