歯科用語辞典
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智歯周囲炎
ちししゅういえん正常に生えて来なかった親知らずと、その周囲の歯肉との隙間に汚れや細菌が溜まり、炎症が起きている状態のこと。高校生から大学生ぐらいの年頃に多く見られ、「ペリコ」とも言う。初期症状は、親知らずの周囲の歯肉が腫れて、飲食時などに痛む程度だが、進行すると炎症が広がり、口が開くときに痛みが伴う。さらに顔面や耳のあたりまで痛みが広がり、嚥下時も痛みが伴うようになって、高熱が出る場合もある。治療は、炎症部分を消毒し、抗生物質や消炎剤、鎮痛剤を用いる。数日で症状が軽くなり、やがて治癒に向かうが、発熱や炎症がひどい時には、入院治療が必要な場合もある。
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