歯科用語辞典
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舌苔
ぜったい舌の表面発生する白色、黄褐色、黒色の苔状のもの。唾液の分泌や口腔内の細菌、体調などの影響を受け、内臓の状態を反映すると言われている。胃粘膜の状態が悪いと舌苔は厚くなり、味覚異常や口臭が強くなる。これは、味覚などを低下させて食物の摂取量を減らすことで、胃腸を保護する役割と考えられている。口臭の治療や口内衛生の面で、舌苔の除去を勧める場合もあるが、体調管理のシグナルとして舌苔の必要性も認められており、無理に除去しない考え方も広がっている。
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