歯科用語辞典
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上唇小帯付着異常
じょうしんしょうたいふちゃくいじょう「上唇小帯」とは、上唇の内側の粘膜と歯茎とを繋ぐ細いヒダの部分で、この部分が歯茎と歯の境目付近までに伸びている状態のこと。幼児期によく見られる。上唇小帯は、通常、生後1歳くらいまで歯の近くに付着しているが、あごの発育で上方に移動する。何らかの原因でこの付着部位が移動せず歯の生え際で残っていると、前歯の隙間が空いたり、唇の動きが悪くなったり、小帯によってブラッシングが妨げられたりする。発育と共に歯並びなどにも影響するため、早期に切除する場合が多い。
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