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【麻酔科について】
手術時の麻酔管理と痛みの治療を行う専門科/ホームメイト

診療科目
麻酔科
麻酔科

「麻酔科」は治療・手術中の麻酔を管理し、様々な痛みと不安を緩和する専門科。手術の内容や患者の状態に応じて、「全身麻酔」、「局所麻酔」(きょくしょますい:部分的な麻酔法)、「脊髄麻酔」(せきずいますい)などの適切な麻酔方法が選択されます。

手術中においては、麻酔科医が患者の呼吸、循環、意識状態を常にモニターで確認し、安定した状態を保ちながら手術が進行できるよう管理を行うのです。

また、麻酔科では「腰痛」をはじめ身体の様々な痛みを緩和するため、痛み止めの投与や「神経ブロック注射」などを行い、患者の快適な生活をサポート。痛みを軽減させることで日常生活への早期の復帰を促します。

さらに、麻酔科は出産時における疼痛管理も実施。これにより母体への負担が軽減され、より快適な出産が可能となります。このように麻酔科は、患者が抱える痛みを最小限に抑える重要な役割を果たしているのです。

【麻酔科で行われる麻酔方法・治療】
麻酔科で行われる
麻酔方法・治療
概要
脊髄麻酔 脳脊髄を覆う膜の下にある「脊髄くも膜下腔」(せきずいくもまくかこう)へ局所麻酔薬を注入し、下半身を麻痺させる麻酔法
神経ブロック注射 痛みのある部位の神経付近へ麻酔薬を注入することで、痛みを緩和させる治療法

代表的な病気(病名)

帯状疱疹(たいじょうほうしん)

特徴
帯状疱疹とは、体の抵抗力が低下しているときに、水痘・帯状疱疹ウイルスが神経を通って皮膚に感染する病気のこと。子どものころに水疱瘡にかかったことが原因でウイルスが体内に残ります。普段は体内に潜伏していますが、疲れやストレス、加齢などによる体力の低下をきっかけに潜伏していたウイルスが活性化し、神経を伝わって皮膚に出てきて水ぶくれとなるのが帯状疱疹です。多くは50歳以上に見られますが、何歳でも発症の可能性があるため注意しましょう。
症状
顔・胸・腹・上下肢などの知覚神経に、小さな水ぶくれが身体の左右のどちらかに帯状に現れるのが特徴。はじめは虫刺されと同じような紅斑のある水痘が現れ、またかゆみを伴うため蚊に刺されたと勘違いすることも少なくありません。水ぶくれは4週間程度で消えますが、ちくちくとした強い痛みがあり、発症後にも痛みだけが残ることもあり、帯状疱疹後神経痛と呼ばれています。この後遺症は人によって何年も続くことがあるため早期の治療が必要です。
治療法
帯状疱疹で行われる治療法はウイルスと痛みに対してです。ウイルスに対しては抗ヘルペスウイルス薬を飲み薬で摂取することで、繁殖を抑え水ぶくれの広がりや痛みを軽減。また、発症してから2~3週間までのちくちくとした痛みには非ステロイド系消炎鎮痛薬を使用します。いずれも薬の効果が出るまでに数日かかることがあるので、即効性がないからといって自己判断で薬をやめたり、増やしたりしてはいけません。また、帯状疱疹の原因は体力の低下であるため湯船につかり身体を温める、十分に睡眠を取って身体を休めるなど養生も大切です。

三叉神経痛(さんさしんけいつう)

特徴
三叉神経痛とは顔面や口の中に激痛を感じる神経系の病気で、原因は不明な場合が多いのですが、三叉神経を血管が圧迫して痛みの原因物質が放出されると考えられています。同様の痛みを発症する病気に片頭痛があり、その中でも片頭痛発作重積という病気とよく似た症状です。また、ヘルペスウイルスを原因とする帯状疱疹や脳腫瘍があって脳内の神経が圧迫されて同様の痛みを感じることも稀にはあるので、きちんとした診断が欠かせません。
症状
三叉神経通の症状は顔面を中心として、唇、舌、歯茎などに鋭い痛みが短時間発生し繰り返すのが特徴で、いわゆる神経が障害されたときのピリピリした痛みで、通常は顔の左右どちらか半分側に発生します。片頭痛持ちの人が三叉神経痛になると、片頭痛に伴う炎症による刺激と相まってひどい痛みを感じ、また、痛みの刺激が中枢にまで達すると頭部顔面以外の身体部分にも痛みを感じることもありますが、放置しておいても自然に治ることが多いです。
治療法
三叉神経痛の治療にはてんかんの薬を使って神経伝達を一時的にストップさせて痛みを取る方法が有効です。その他、抗痙攣剤、神経の興奮を鎮める薬、うつ病治療薬を使用しますが、これらが効かない場合、神経に局所麻酔や高周波、痛点を行うことで神経の働きを一時的に止める神経ブロックという方法や、放射線を三叉神経に当てて痛みを和らげる方法(γナイフ)などが行われます。症状が重い場合には耳の後ろ側から三叉神経の部分までメスを入れて、神経を圧迫している血管を取り除く手術法も治療法のひとつです。

上記の他の主な病気(病名)

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