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健康体でもなるの?冬の病院にノロウイルス患者が増える理由
冬の感染症で怖い病気はノロウイルスです。ノロウイルスとはよく聞くけど、実際にどういう病気なのか、健康な人でもかかりやすいノロウイルスについて徹底解説。ノロウイルスの知識を増やし、事前に予防を心がけておくといざというときに慌てません。そこで、ノロウイルスが流行する理由や、なりやすい脱水症状のこと、また、ノロウイルスになって通院する際のマナーについても解説します。
ノロウイルスが冬の時期に流行する理由

ノロウイルスは1972年に発見され、その種類が明らかになったことから、ノーウォークウイルスと呼ばれたことが始まり。主に、乳幼児から高齢者などあらゆる年代で急性胃腸炎を発症するウイルスであり、毎年12月から1月にかけ流行するので冬の食中毒とも呼ばれます。ノロウイルスに感染すると、2日後には下痢や嘔吐を発症し、これらの嘔吐物を適切に処理しなければウイルスが空気中に舞い上がり、二次感染を引き起こすので注意が必要です。ノロウイルスなどのウイルス性食中毒は、冬に多発します。冬の季節は、低温で空気が乾燥しやすくそのためウイルスの水分は蒸発し、その分重さが軽くなるために空気中に浮遊しやすくなるからです。また気温が低くなり体温が下がるため、それによって抵抗力も落ちてしまうことも原因のひとつ。ノロウイルスは一番感染力が強いので、健康な人でもかかりやすいことが特徴の病気です。
ノロウイルスになったら脱水症状にご注意
ノロウイルスの主な症状は、発熱や吐き気や下痢、嘔吐。発熱や嘔吐によって、人の体内の水分量が不足してしまい、脱水症状に陥ってしまいます。ノロウイルスの病気を予防するには、外出先から帰宅したら、しっかり石鹸で手洗いを行なうことや食品をしっかり85~90度の熱で調理すること、そして調理器具は、次亜塩酸ナトリウムなどでの消毒を徹底することです。日ごろから健康についての意識を持ちましょう。ノロウイルスの場合は、アルコール消毒では効果がないので注意しましょう。万が一ノロウイルスを発症した場合は、脱水症状にかからないためにも水分の摂取が必要です。水分よりも電解質がすばやく補給できる経口補水液は脱水症状になった場合に適しています。
- 経口補水液とは?
水分と電解質をすばやく補給できるように塩と糖分を一定の濃度に溶かした飲料です。発展途上国では、コレラ感染による下痢を伴う脱水状態時に使われ、多くの子ども達の命を救ってきました。欧米各国で、ORSに関するガイドラインが策定され、軽度から中等度までの脱水症状への使用が推奨されます。
ORSは、簡便で家庭でも使用できることから、小児はもちろん、高齢者や脱水症状を起こしやすい方にもお勧めです。※オーエスワンは、WHOの提唱する経口補水療法の考え方に基づいた飲料で、その組織は、経口補水療法を発展させた米国小児科学会の指針に基づいています。
【引用文献】
株式会社大塚製薬工場「ご使用になるかたへ 脱水状態時にオーエスワン! 経口補水液OS-1」
ノロウイルスにならなくても脱水症状になるの?気を付けるべき冬の脱水症状とは!?
夏は気温が上がり蒸し暑いので、意識しなくても自然と水分補給をしますが、冬の場合は夏に比べ脱水症状の危険が増しています。その原因は、冬の気温の変化によるものです。湿度が低い室内は乾燥しているということで、知らない間に水分は失われます。人間の身体にとって一番快適な湿度は50~60%。しかし一昔と比べ、私達が住んでいる住居環境は、気密性が高く、エアコンを常備しているため乾燥しやすい状態です。冬場の湿度は50%以下を下回る場合もあり、皮膚や粘膜などから全体の80%の水分が喪失。特に、冬に流行するインフルエンザなどの病気を発症している患者は、大量に発汗することもあるので、注意が必要になります。脱水症状は、喉の渇きのような軽度のものから、重症化すると命の危険も。そのためにも健康な人も、予防のために水分を摂取しなければいけません。
ノロウイルスかなと思ったら 病院へ行く際のマナーとは
ノロウイルスはとても感染力が強く、空気中にそのウイルスが浮遊しているため、二次感染を引き起こす要因です。万が一ノロウイルスを疑う場合で、まず二次感染を防ぐためには、抵抗力が弱っている方に嘔吐物や下痢の処理を行なわせてはいけません。そして、キッチン漂白剤などの塩素系漂白剤を使用して部屋の壁や便器、床を消毒することで、二次感染の予防に繋がります。ノロウイルスには特効薬がなく対処療法になるため、初診時は内科や胃腸科の受診がおすすめ。医院には、病気以外の健康な人も訪れていることもあり、あらかじめ電話で問合せましょう。
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寒さが厳しく空気が乾燥する冬は、ウイルス性の感染症や風邪、冷えからくる体の不調など様々な病気が流行する季節です。予防や日々の生活習慣を改めるだけで予防できるものも多いため、毎日のケアが重要となってきます。今回は、冬に流行するもので悪化しやすいウイルス感染症やその他の病気についてご紹介致します。
冬季に流行するウイルスに要注意

冬に大流行するウイルス性の病気と言えばインフルエンザやノロウイルスが代表的ですが、近年毎年のように流行して注目されているのが「RSウイルス」感染症と「溶連菌感染症」。どちらも主に乳幼児がかかる病気とされていますが、小学生以上や大人でも感染のリスクがあり、もしウイルス性の病気に感染してしまった場合は重症化する恐れがあります。そのためこれらの病気に対して正しい知識を持ち、しっかりと予防を行なうことが大切です。
RSウイルス感染症って?
RSウイルス感染症は、RSウイルスの感染によって咳や鼻水といった呼吸器症状を引き起こす病気です。生後1歳までに半数以上が、2~3歳までにはほぼすべての子どもが感染するとされており、乳幼児の代表的な呼吸器疾患の原因となっていると言えます。RSウイルス感染症は年齢を問わず生涯にわたり感染を繰り返すため、大人が発症するケースも少なくありません。
一般的には鼻水や鼻詰まりなど軽度の鼻風邪のような症状から始まり、数日後には咳込み症状が現れます。乳幼児の場合は呼吸困難や喘鳴といった喘息のような状態になることもある他、38℃程度の発熱を伴う場合もあるので注意が必要です。大半の場合は1~2週間で回復するものの、重症の場合は入院しなければならないこともあります。
なお、かかる年齢が上がるにつれて症状は軽くなり、大人が感染した場合はRSウイルスに対して免疫を持っているために発症しても軽く鼻風邪などの症状で治ることが多いようです。しかし、気づかずに乳幼児にうつしてしまうケースもあるので注意しなければなりません。RSウイルス感染症で重症化するのは子どもだけではなく、大人でも気管支炎や肺炎を起こすなど重症化してしまうことがあります。主な感染経路は飛沫感染や接触感染のため、マスクの着用及び手洗い、アルコール消毒などが効果的です。
溶連菌感染症って?
溶連菌は「溶連性連鎖球菌」とも呼ばれており、この菌に感染することで起きるのが溶連菌感染症です。溶連菌には健康体であれば無害なものから病原性の強いものまで多様な種類が存在します。
特に小児科で問題となっているのが咽頭炎を起こす「A群β型溶連菌」で、これは感染しても無症状の場合が多いものの、実は害毒が強いために大きな病気になりやすくなる細菌として有名です。この「A群β型溶連菌」が引き起こす急性咽頭炎の他、扁桃腺や猩紅熱、リウマチ熱など、溶連菌感染では様々な病気が起ります。
これは、冬季と春から初夏にかけての年に二度、流行時期が見られます。もし大人が溶連菌に感染した場合、抗体を持っている人が多いために無症状感染者となるケースが大半です。しかし発症してしまうと子どもよりも症状は重く、重症化して死亡してしまう事例もあります。溶連菌の感染経路は主に飛沫感染のため、マスクの着用が予防に効果的です。
マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマ肺炎とは「肺炎マイコプラズマ」という微生物の影響で起こる呼吸器感染症のひとつで、特に冬に発症率がピークを迎えます。主な症状は長引く咳ですが、5歳未満の子どもが発症した場合は症状が軽く、感染に気づきません。例年、患者数の約80%以下は14歳以下ながら、中には成人の報告もあり、飛沫感染と接触感染が主な感染経路であるため、家庭内や職場、学校などで蔓延しやすくなる傾向にあります。
もし成人がこじらせた場合は気管支炎で済むことも多いですが、中には肺炎となって重症化する可能性もあるので注意が必要です。症状が風邪と似ているために、風邪だと自己判断をして治療が遅れてしまうことがその一因だとされています。もし夜間に激しい咳が続く場合などはすみやかに受診するのが最善です。
冬に悪化する「痔」
特に出産を経験した女性や飲酒量が多い男性に多い「痔」ですが、冬になると痔が悪化するのはご存知でしょうか?冬に痔が悪化するのにはいくつかの要因があり、この要因を解消することで痔の悪化を防ぐことができます。
- 排便コントロールのバランスが崩れる
- 冬場は水分を摂取する量が減少するために便秘になりやすく、また飲み会などのイベントが多く暴飲暴食が続き下痢にもなりやすいシーズンです。肛門の粘膜は便秘や下痢によってただれて、炎症が起こりやすくなります。
- アルコールの多量摂取
- クリスマスや年末年始などはアルコールを飲む機会が増えるため、意識しないうちについ飲み過ぎてしまうこともあるでしょう。アルコール自体が炎症を引き起こす物質であるため、過度な飲酒は肛門部に炎症や充血を起こしやすくなります。
- 体の冷え
- 冷えによって血行が悪くなると肛門周辺も血行障害を起こします。そのせいで免疫を高める栄養素が体を巡らず痔が悪化しやすくなります。
- 疲労の蓄積
- 年末年始の慌ただしさで疲労が溜まり抵抗力が下がると、粘膜の炎症が悪化します。それによって細菌感染が起きる場合もあるので、ストレスを溜めず十分に睡眠を取って体を休ませましょう。
冬は1年で一番体調を崩しやすい季節。毎年流行するインフルエンザをはじめ、様々な病気や事故が蔓延します。しっかり予防策をとって自分の体は自分で守りましょう。
インフルエンザの流行

毎年、冬になると必ず流行するのがインフルエンザ。「インフルエンザウイルス」に感染することによって発症する病気で、1~5日程の潜伏期間ののちに38℃以上の高熱や筋肉痛、倦怠感、食欲不振などの全身症状が現れます。その後少し遅れて喉の痛みや鼻水などの呼吸器症状が現れ、健康な人だと10日前後で症状が落ち着き治癒するとされています。普通の風邪との大きな違いはまずは時期。風邪は1年を通して見られますが、インフルエンザは季節性で、例年11月~12月頃に流行がはじまります。また風邪の場合は発熱も37℃~38℃と軽度であり、くしゃみや鼻水などの症状のほうが多く見られますが、インフルエンザは急激な高熱と共に全身の倦怠感や筋肉痛などの全身症状が強く表われるところが特徴。特に免疫力の弱い乳幼児やお年寄りがインフルエンザに感染した場合、肺炎やインフルエンザ脳炎などの合併症を発症し重症化する場合があるので注意が必要です。
インフルエンザを予防するにはワクチンの接種が最も効果的です。流行する前の11月までには摂取しておくと良いでしょう。2015年(平成27年)の秋冬から、インフルエンザワクチンが元々の3価(A型2種類、B型1種類)にB型株が追加され、4価ワクチン(A型2種類B型2種類)に変更されました。2009年(平成21年)に大流行した当時「新型インフルエンザ」と呼ばれたブタインフルエンザも組み込まれています。ワクチンの接種で必ずしもインフルエンザに感染しないという保証はありませんが、平成11年度の厚生労働科学研究費補助金 新興・再興感染症研究事業「インフルエンザワクチンの効果に関する研究」によりますと、65歳以上の健康な高齢者に関しては約45%の人の発病を阻止し、約80%の死亡を阻止する効果があったと報告されました。
また予防にはワクチンだけではなく、外出後の手洗いうがい、マスクの着用、適度な湿度の保持、抵抗力を高めるために栄養の取れた食事や十分な休養を取るなど、普段からの生活改善も大切です。意識して感染から身を守りましょう。
年末年始の病院
年末から年の初めにかけて、日本全国ほとんどの病院が休診となります。新年を迎えるため、大半の家庭で家族が集まり楽しい時間を過ごすことでしょう。そこで気を付けたいのが、急な病気やケガ。急患で駆け付けたくてもかかりつけの近所の医院が開いていないなんて状態に陥ってしまうのが年末年始なのです。そんなときに慌てないためにも知っておきたいのが休日診療所の存在です。自治体によっては「夜間救急診療所」「休日急患診療所」などとも呼ばれており、日曜祝日、夜間など地域の人々が安心して受診ができるように各地域に設置されている診療所のことで、年末年始も診察してくれるのが特徴です。いざというとき慌てないためにも、近くの休日診療所の場所や連絡先を事前に調べておきましょう。
餅の窒息事故
冬に多い事故と言えば、餅による窒息事故。データのある東京消防庁・大阪市消防局の管轄内だけでも、餅による窒息を原因とした救急搬送の数は年間100人以上にのぼるそう。そんな正月に欠かせない餅ですが、厚生労働省の人口動態統計によると毎年正月を挟む12月から2月にかけての窒息事故が増えており、死者は1ヵ月で1,000人を超えているとか。特に65歳以上の高齢者がその中の8割以上を占め、とても重大な問題であることがうかがえます。高齢者は体の機能が低下してしまうため、食べ物を細かくする咀嚼力や飲み込む力も必然的に落ちてしまいます。このような不幸な事故を防ぐために大切なのはまずは餅の大きさを一口で食べられるように小さく細かくすること。また飲み込むためには唾液がとても重要なのですが、高齢者は唾液の分泌も減ってしまっているため、事前にスープや飲み物で喉をうるおしたり、食べる前に会話をして唾液の分泌を促すなど、餅を飲み込みやすい環境を整えることも効果があると言われています。
冬になると、世間でインフルエンザなどのウイルスを原因とする風邪が流行します。風邪は万病のもととも言い、こじらせると大病を患ったり、快復が遅れたりするため、十分に気をつけましょう。また、喫煙する人は「ニコチン依存症」と言う病気にすでにかかっていると思われます。新年から禁煙を誓った人は、自分だけではなく医師の協力を得て、治療するようにしましょう。
風邪の予防

寒い冬は風邪にかかりやすくなります。風邪の原因の約9割はウイルス感染によるもので、インフルエンザなどはこの時期に流行し、他にも細菌性の風邪が流行することがあります。風邪の予防に最も効果的な方法は、体力と抵抗力をつけることです。体力と抵抗力があれば風邪をひきにくくなり、例えひいても症状が重くならず、早期に回復することができます。
体力と抵抗力を身に付けるポイントは「栄養」と「休養」です。バランスの良い食事をきちんと取って、睡眠をたっぷり取ることが、風邪をひかない体を作ることになります。
栄養面 では、良質のたんぱく質を摂取して、基本的な体力をつけるようにします。鼻やのどの粘膜を強くするには、レバーやうなぎ、卵黄、ホウレンソウなどに含まれるビタミンAを取るのが効果的です。
抵抗力は免疫力を高めることでもあり、キウイ、ミカン、イチゴなどの果実、ブロッコリー、ホウレンソウなどの緑黄色野菜に含まれるビタミンCの摂取が大切です。仕事などのストレスは免疫力を低下させるので、自分なりの発散方法を見付けてストレスをためないようにしましょう。
休養面では、過労や睡眠不足を避け、体力を温存するようにします。疲れた体では抵抗力も弱まり、ウイルスが体内に侵入しやすくなります。ウイルスの侵入を防ぐためにも、できるだけ無理をせず、意識的に休息するように心がけましょう。特に、風邪の引き始めには、休養が大切です。少しでも体調の変化を感じたら、すぐに体を休めるようにしましょう。忘年会や新年会、クリスマスパーティーなど、冬はついつい夜遅くまでお酒を飲んだり友達と騒いだりすることが多くなります。こうした疲れを残さないよう、体をしっかりケアするようにしましょう。
禁煙外来

「一年の計は元旦にあり」と言うことから、昔は年の初めに一年の抱負や決意を書き初めにして、自室に貼ったりしました。今ではこういう光景もあまり見られなくなりましたが、何か決意をすることは、きっと誰でもあるでしょう。中でも禁煙を決意する人は多いのではないでしょうか。喫煙人口が年々減少傾向にあると言われていますが、まだ喫煙を続けている人も多く、その中でやめたくてもやめられない人が多数います。自分の意志でなかなか喫煙をやめられない人は、禁煙外来がおすすめです。
タバコを止められない人の多くは、ニコチン依存症にかかっており、これを病気の一種と捉えて医療機関で治療するのが禁煙外来です。ヘビースモーカーなど一定の条件を満たせば、健康保険が適用されます。禁煙治療を受けるためには、患者自らが禁煙を望んでいることや、喫煙年数と1日の喫煙本数を掛けた値が200以上であること、治療に関する承諾書を記述することなど、いくつかの条件があり、患者側がすべての条件を満たした場合にだけ健康保険で受けることができます。
禁煙外来の治療方法は、初診から12週間まで5回の診察を受けます。医師や看護師のカウンセリング療法が中心となり、飲み薬または貼り薬による禁煙補助薬が処方されます。飲み薬は初診から12週間、貼り薬は初診から8週間が標準治療期間となります。禁煙外来の治療費は、健康保険を使った場合で13,000~20,000円です。1日1箱のタバコを吸う人は、タバコ代を430円で換算すると、8週間で約24,000円、12週間で約36,000円を費やしていることになります。タバコ代より安く治療でき、禁煙後はタバコ代がかからないので、趣味や貯金などをすることができます。
新年の抱負や目標を禁煙にしている人は、こうした外来治療を積極的に活用してみましょう。