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【性感染症内科・外科】
クラミジア感染症など性感染症内科・外科で受けられる診療

性病科
診療科目
性感染症内科・外科
 

「性感染症内科・外科」は、性行為により起きる尿道炎や性器ヘルペスなどの性感染症(性病)を主に治療します。

性感染症は「STD(Sexually Transmitted diseases)」とも呼ばれ、性病科の他に婦人科や泌尿器科、内科、外科、皮膚科などの診療科も診察の対象としていることが多くあります。

昔は「性病予防法」という法律があり「性病」と呼ばれていましたが、新たに1999年に「感染症法」ができ、ここで「性病(梅毒・淋病など)」は、今までに含まれていなかった、クラミジアやエイズなどの病気が加わり「性感染症」と呼ばれるようになりました。

性感染症(性病)の原因は、細菌、寄生虫、ウイルスなど様々な病原体によります。治療は、ほとんどの場合が抗生物質などの内服治療や塗り薬の処方によって行なわれます。

クラミジア感染症(くらみじあかんせんしょう)

特徴
クラミジア感染症とは性感染症のひとつで、最も流行している性感染症です。感染していてもほとんどの方が自覚症状をもちません。そのため、自分がクラミジア感染症に感染していることに気がついていない方も少なくありません。クラミジア・トラコマテイスという病原体が原因となり感染します。男性の場合は排尿時の違和感や痛み、女性の場合は下腹部痛やおりものの増加、不正出血などをきたすとが多いです。性行為での感染が多いですが、出産時に母親から子どもへ感染する産道感染も見られます。
症状
2~3週間の潜伏期間の後、症状が現れます。男性の場合は尿道に炎症が起きるために排尿痛を起こしたり、精巣上体炎、尿道分泌物が出たりすることが多いです。一方で女性の場合は下腹部の痛みやおりももの増加、ひどい場合は子宮頸管炎や卵管炎などの症状が見られます。ただし、クラミジア感染症自体が症状を自覚しにくいものなので、感染していても上記のような症状に悩まされることなく生活している方も珍しくありません。出産前の母親がクラミジア感染症に感染していると新生児に感染する恐れがあり、新生児肺炎を起こす原因にもなります。
治療法
クラミジア感染症の治療ではマクロライド系やテトラサイクリン系のような抗生物質が選択されます。中でもマクロライド系の抗生物質であるジスロマックが多く使われており、1度飲むだけで効果が1週間続くことから多くの方に使用されている治療薬です。飲む回数が少なく治療が楽なだけでなく、治療効果も高いため広く一般的に使われています。お薬の治療を始めて2~3週間後に再び検査し、体内にクラミジアがいないことが確認できたら治療完了です。クラミジア感染症はパートナーも感染していることがあるため、自分だけでなくパートナーにも治療をしてもらうとより確実に治療ができます。

非淋菌性尿道炎(ひりんきんせいにょうどうえん)

特徴
非淋菌性尿道炎とは尿道炎の内で淋菌を原因菌としないで発症する尿道炎のことです。尿道炎を、1)淋菌性、2)クラミジア性、3)非淋菌性非クラミジア性の3つ分けることもあり、この場合には非淋菌性尿道炎は、2)及び3)に分類されます。したがって非淋菌性尿道炎ではクラミジア菌が最も多く検出される原因菌で、その他はマイコプラズマ菌、トリコモナス菌、大腸菌等。マイコプラズマ菌感染の場合には再発することがあるのできちんとした治療を受けることが必要です。
症状
非淋菌性尿道炎の症状は淋菌性尿道炎と同様に感染当初の尿道付近の違和感から始まって、排尿時のむずむず感、痒み、熱感、痛みなどと共に尿に膿が混じるようになり、尿道の不快感から尿意を頻繁にもよおします。非淋病性尿道炎の炎症は淋菌性尿道炎と比べて比較的弱いため、膿の色が淋菌性尿道炎の場合よりも薄くて透明であることが多いです。尿道炎は尿中の菌を培養、あるいは遺伝子解析(PCR法)で特定することができ、その結果原因菌が淋菌以外であれば、非淋菌性尿道炎と確定されます。
治療法
非淋菌性尿道炎の治療には抗生物質が使われますが、その中でもマクロライド系、テトラサイクリン系、ニューロキノン系抗生剤が有効です。クラミジア菌に対しては1回の服用で効果が出る抗生剤もあります。近年、マイコプラズマ菌の中にマクロライド系の抗生剤に対する耐性菌が出現し、治療が困難になっているのが現状で、耐性菌に対しては他の抗生剤の使用で対応するしかありません。非淋菌性尿道炎の予防には性行為のあとに排尿して菌を流してしまうのが良い方法です。

淋病(りんびょう)

特徴
淋病とは淋菌による感染症です。代表的な性感染症のひとつで、1回の性行為で感染する確率は約30%と言われています。男性の場合は感染機会から2~7日の潜伏期間の後、尿道炎や精巣上体炎を引き起こします。女性の場合は感染後も症状が現れないことが多いです。また、子宮頸管炎、子宮内膜炎、卵管炎などの原因となります。また、結膜炎、咽頭炎、直腸感染などの発症も見られ、妊娠中に感染すると産道感染により新生児結膜炎を引き起こすことも少なくありません。
症状
淋病の症状は男性では顕著に現れることが多く、尿道に違和感があり、排尿時に痛みを伴って色の付いた膿のような分泌物が出ます。女性の場合、おりものの増加や不正出血を認めることもありますが、症状が明らかでない場合も多いです。進行し卵管炎、腹膜炎などを起こしてから初めて気付くこともあり、放置すると骨盤感染症や不妊になる恐れもあるので注意しなくてはなりません。PCR法などによる正確な診断を行なうことができるようになってきているため、気になったら恥ずかしがらずに早めに受診することです。
治療法
淋病の治療には非常に効果の高い2種類の抗生物質が用いられます。一般的にはこれらの抗生物質を1回注射するだけで淋菌を殺すことができますが、精巣上体や骨盤内に炎症が広がり重症化した場合には複数回の投与が必要です。またパートナーも感染している可能性があり、治療が必要になることも珍しくありません。治癒したと確認するまでは感染する可能性があるので性行為は控えましょう。症状がなくなっても決められた用量の抗生物質を服用しなければ再発することがあります。

梅毒(ばいどく)

特徴
梅毒とは梅毒トレポネーマ菌を原因菌とする性感染症のこと。近年再び患者数が増加傾向にあり、日本では2011年以降男女共に急激に増加しています。主な感染経路は性的接触によるもので、オーラルセックスでの感染も否定できません。また、妊娠中に感染すると胎盤を通じて胎児に感染することがあります。感染しても症状が出るまでに時間がかかるため、見過ごしてしまいがちな病気なので注意が必要。また、治療が不十分であると再発することもあります。
症状
梅毒の症状は感染後の第一期から第四期梅毒までの四段階の時間の経過によって変化します。初めは感染した部位にしこりができたり、鼠径部のリンパ腺が腫れたりしますが、症状が出たり消えたりするため見過ごしてしまいがちです。初めは感染部位に留まっていた菌は、そのまま何もしないで数ヵ月間放置して置くと全身に広がり、手のひらや足の裏に赤い発疹が出ることも珍しくありません。感染後3年以上経過するとゴム腫と呼ばれる腫瘍が皮膚などにでき、その後大動脈炎や進行麻痺などを認めることがあります。
先天梅毒では出生児に貧血や肝脾腫を伴い、口周囲、陰部周囲、手足にびまん性扁平浸潤が認められます。学童期以降に発症する晩期性先天梅毒では歯の形成不全、実質性角膜炎、内耳性難聴が認められます。
治療法
梅毒の治療にはペニシリン系の抗菌薬が用いられます。特に感染初期の場合、感染が確認されても症状があまり出ないことが多いため、医師が処方した抗菌薬を指定の期間飲まずに途中でやめてしまう人がいますが、症状が無くても菌が体内で生き続けている場合が多いので注意が必要です。治療方法には筋肉注射や点滴、内服などの方法がありますが、日本では内服がメインになっています。感染拡大を防ぐために治療中のセックスを控えることはもちろんのこと、避妊具なしの不特定多数とのセックスも避けて下さい。