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紫外線によるダメージを防ぐための対策方法とは


紫外線のダメージとケア

日差しが強くなるにつれ、気になるのが「紫外線」です。紫外線によるダメージとしては、日焼けによるお肌のシミやシワなどが知られていますが、他にも体の免疫力の低下や皮膚がんなどの症状を引き起こす原因にもなります。

ここでは、紫外線が与えるダメージと、必要なケアについてご紹介致します。

紫外線の基礎知識

地表に届く太陽光は、可視光線(目に見える)、赤外線(熱として感じる)、紫外線(目に見えず、熱を感じることもない)の3種類に分けられます。このうち、紫外線の割合は全体の5~6%にすぎませんが、人体に様々な影響を及ぼします。ここでは、紫外線の基礎知識をご紹介します。

日光浴は体にいい?
紫外線には、ビタミンDを合成する働きがあることから、かつては「日光浴は健康にいい」とされていました。 しかし現在では、日焼けにより肌にシミ・ソバカスなどのダメージを与えることや、オゾン層の破壊などによって紫外線の量が増えてきていることから、有害視されています。
紫外線の種類
紫外線は波長の長さによって「UV-A(長波長紫外線)」、「UV-B(中波長紫外線)」、「UV-C(短波長紫外線)」の3つに分類されます。このうちUV-Cは、オゾン層に吸収され、地表までほとんど届かないため、人体に影響を及ぼすのは、UV-A(長波長紫外線)とUV-B(中波長紫外線)の2つになります。
紫外線が多い時期は4~9月
日本では1年間のうちで紫外線の量が特に多いのは4~9月の頃です。 春から夏にかけて急激に増えていき、5月には1月の2倍以上になりますので、なるべく早めに紫外線対策を行ないましょう。
雨の日や木陰なら大丈夫?
紫外線の量は、晴れた日の木陰は5~8割、雨の日でも晴れた日の2~3割に達するため、油断は禁物です。 また、照り返しの強いゲレンデなどは8~9割、山など標高が高い場所程、紫外線量が増えるなど、環境によって変化しますので、注意しましょう。
子供の頃からの紫外線対策
日焼けをした子供は、健康的なイメージがありますが、実は、大人と同じように紫外線のダメージを受けています。 紫外線を浴びて日焼けした場合、日焼け自体は1ヵ月程度で元通りになりますが、紫外線によるダメージは体内に蓄積されていきます。 こうした蓄積は、子供の頃から行なわれており、大人になったときにシミやシワを引き起こします。そのため、子供時代からしっかりとした紫外線対策を行なうことが大切です。

紫外線によるダメージ

紫外線によるダメージ

紫外線によるダメージは、「UV-A(長波形紫外線)」によるものと、「UV-B(中波形紫外線)」によるものとでは異なります。ここでは、この2種類の紫外線が引き起こすダメージについてご紹介します。

紫外線が届く範囲
人間の皮膚は、外側から「表皮(ひょうひ)、真皮(しんぴ)、皮下組織」の3層に分かれています。UV-B(中波長紫外線)が表皮まで届くのに対し、より波長の長いUV-A(長波長紫外線)はその下にある真皮にまで達します。 この届く範囲の違いによって、皮膚に与えるダメージが異なります。
UV-A(長波長紫外線)によるダメージ
シワ・たるみ
波長の長いUV-A(長波形紫外線)は、表皮の下の真皮にまで届くことによって、シワやたるみなど、いわゆる肌の老化を引き起こします。真皮には、肌の弾力や張りを保つ「コラーゲン」などの繊維性の物質がありますが、長年にわたってUV-A(長波形紫外線)の影響を受けていると、これらの物質を作り出す機能が低下して、真皮を正しい構造に保てなくなります。そのため、顔の筋肉を動かすことなどで皮膚に圧力がかかると、皮膚の一部にひずみができ、シワやたるみになってしまうのです。
UV-B(中波長紫外線)によるダメージ
日焼け
表皮の一番下にある「基底層」には、「メラノサイト」という細胞があります。これがUV-B(中波長紫外線)を感知すると、黒い色素「メラニン」を作り、周囲の細胞に配布し、皮膚の色を濃くします。これが日焼けのメカニズムです。なお、メラニンが含まれる細胞は、1ヵ月程で剥がれ落ちるため、肌の色はもとに戻りますが、日焼けを繰り返していると、ダメージが蓄積し、シミや皮膚がんの原因になってしまいますので、注意が必要です。
シミ・ソバカス
紫外線によるダメージ
  1. 角質層
  2. 顆粒層
  3. 有棘層
  4. 基底層
  5. 残ったメラニン色素
  6. シミ
長年のUV-B(中波長紫外線)の蓄積によって、メラノサイトが異常をきたすと、UV-B(中波長紫外線)を浴びなくてもメラニンを作り続けるようになってしまいます。そして、作り続けている部分は濃い色が消えなくなり、シミとなります。ソバカスも同じようなメカニズムで生まれます。
その他のダメージ
紫外線を長年浴び続けていると、時には悪性の腫瘍ができ、皮膚がんにつながる恐れがあります。また、老人性白内障も、長年浴び続けてきた紫外線が主な原因と言われています。 その他にも、日焼けしたあとなど、身体の免疫力が低下したときに「口唇ヘルペス」ができるといった感染症の発症リスクがあるなど、様々な人体への影響が懸念されます。

紫外線対策

紫外線対策

紫外線によるダメージを抑えるためには、何といっても日頃からの紫外線対策が肝心です。ここでは、手軽にできる紫外線対策についてご紹介します。

帽子・日傘
直接日光を遮ってくれる帽子や日傘は、外出時の必需品です。積極的に使用して紫外線を浴びないようにしましょう。 なお、帽子はつばの幅が広いタイプの物がおすすめです。最近では、UVカット加工タイプの帽子や日傘も市販されていますので、利用してみると良いでしょう。
衣服
首筋や肩、腕などをカバーするために、夏場でも襟付きの長袖タイプの服がおすすめです。また、白やベージュなどの淡い色よりも、黒など色の濃い物のほうが、紫外線の反射を防ぐことができるのでおすすめです。 生地としては、薄手の物よりも、厚手の物のほうが、より効果的です。
サングラス
サングラスで紫外線から目を守ることで、白内障などのリスクを下げることができます。なお、サングラスを選ぶ際には、UVカット機能がついた物を選ぶようにしましょう。
UVケア製品
種類
日焼け止めクリームなどのUVケア製品の効果は、UV-B(中波長紫外線)を防ぐ「SPF」と、UV-A(長波長紫外線)を防ぐ「PA」で表示されています。 SPFは防ぐ強さに応じて1~50の数値(50以上の場合は「50+」)で表示されます。一方、「PA」は「+」の表記で示され、紫外線防止効果の高さによって3段階に分かれています。
シーンによる使い分け
SPF、PAの数値や段階が高くなる程、肌への負担も高まります。シーンごとに使い分け、必要以上の負担をかけないようにしましょう。散歩や買い物なら、SPF10前後でPA+の物を、レジャーやスポーツなら、SPF20~30でPA++の物を、登山や海水浴ならSPF30~50、PA+++の物を選ぶことをおすすめします。
塗り方
UVケア製品は、説明書やパッケージに表記されている量をしっかりと塗りましょう。手の甲、首すじ、耳の後ろなどにも忘れずに塗り、唇にはUVカット効果のあるリップクリームを塗ります。 額や頬、鼻などは重ね塗りをし、汗をかいたり、時間が経ったら、こまめに塗りなおすようにすると効果的です。