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ペットの花粉症



花粉症は人間だけの病気ではありません。犬や猫など、人間の身近で生活するペットにも花粉症が発症する場合があります。

ここでは、ペットの花粉症について症状や対策についてご紹介します。

増えているペットの花粉症

増えているペットの花粉症

ここ数年になって、ペットの花粉症が多く報告されるようになりました。その原因ははっきりしませんが、花粉の飛散量が近年になって急激に増えたことが原因のひとつだと考えられています。

ペットが発症する花粉症は、人間とどんな違いがあるのでしょうか。

犬・猫の花粉症の症状

犬・猫の花粉症の症状

人間の花粉症の場合は、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが主な症状ですが、犬や猫の場合は少し異なります。人間と同じようにくしゃみを頻発するケースもあるようですが、それよりも犬猫の場合で多い症状は、皮膚のかゆみです。ある季節になると体をかゆがり、掻いてしまうことによって毛が抜けるなどの症状が出る場合には、花粉症の可能性が高くなります。

なお、人間の場合は春先に花粉が飛散するスギやヒノキで花粉症になる人が多いですが、犬や猫の場合はブタクサによる花粉症が多いとされています。ブタクサの花粉が飛散するシーズンは、9月を中心とした秋です。

また、特に花粉症になりやすい品種などの傾向はなく、どんな種類であっても同じように花粉症になる危険性があるとされています。

人間とは少し異なる治療法

人間とは少し異なる治療法

人間の花粉症は研究が進んでいることもあり、様々な方法で対策や治療を行なうことができますが、ペットの場合はそうはいきません。まず、原因物質の特定が困難です。獣医によっては人間と同じように血液検査を行ない、アレルゲンを特定してくれるケースもあるようですが、人間と犬猫では勝手が違うため、人間のようにスムーズに判明することは少なくなります。また、猫の場合はアレルゲンの特定自体がそもそも難しいとされています。犬の場合で原因物質が判明した場合には、人間と同様に減感作療法で治療する場合があります。

原因物質の特定が難しければ、基本的には対症療法が主な手立てとなります。当然ながら犬猫は人間とは体のメカニズムが異なるため、ヒスタミンの発生を抑える薬は効果があまり期待できません。すると投薬の中心はステロイド剤ということになりますが、ステロイド剤は副作用が大きいため長期的に使用することができないという難点があります。

なお、人間と同じ健康保険は適用されませんので、総じて治療費用は高くなってしまうでしょう。

ペットのためにできること

ペットのためにできること

ペットが花粉症になってしまった場合、飼い主である人間はできる限りペットのために花粉を除去するようにしてあげましょう。室内で飼っているペットの場合は、掃除や空気清浄機で花粉をできるだけ除去するようにして、ペットの花粉症症状を軽減してあげましょう。

また、ペットは自ら花粉症を判断することはできません。季節の変化に伴って皮膚をかゆがっているなど特別な症状が見られた場合には、早めに獣医の診察を受けるようにしてあげる必要があります。