施設検索/ホームメイト・リサーチ

ご希望の病院・クリニック・医院情報を無料で検索できます。

ドクターマップ
病院・クリニック・医院
トップページへ戻る
トップページへ戻る

病院・医院情報

花粉症の治療法⑥ その他の治療法



花粉症は身近な病気として広く認知されているため、研究が活発に行なわれている他、「効果がある」と言われる民間療法も幾つか伝えられています。

舌下免疫療法

舌下免疫療法

2014年(平成26年)10月から本格的に始まった、新しい治療方法です。基本的なメカニズムは抗原特異的免疫療法(減感作療法)と同様ですが、新薬を用いた簡易な方法で体質改善を目指すことができます。

抗原特異的免疫療法の新しい形

抗原特異的免疫療法の新しい形

抗原特異的免疫療法(減感作療法)は、特定のアレルギー物質を薄めて皮下注射し、その濃度を徐々に高くすることで体質改善を目指す治療方法です。この抗原特異的免疫療法(減感作療法)のデメリットとして挙げられるのは、定期的に注射を行なうたびに医師の診察を行なわなければならない点です。体質が改善されると言われる3年程度を定期的に通院するのは、生活環境によっては非常に大変だと言えます。

このデメリットを改善するために生まれたのが舌下免疫療法です。これまで注射で行なっていたアレルギー物質の投与を、エキスの形で行なうもので、患者は舌の下に滴下することで注射の代用とします。

舌下免疫療法のメリット

舌下免疫療法のメリット

舌の下へのアレルギー物質の滴下は、最初は医療機関で行なわれますが、以降は家庭で行なうことができます。わざわざ病院を訪れなくても治療ができるというのは、極めて大きなメリットです。また、注射を行なわないため痛みを伴わないことも大きな魅力のひとつだと言えます。

なお、舌の下に滴下するエキスは皮下注射するものと同じものです。

舌下免疫療法のデメリット

舌下免疫療法のデメリット

日本で認可されて間もない治療法であるため、現在はスギ花粉症のみが舌下免疫療法の対象となっています。そのため他の植物での花粉症がある場合には、この治療を受けることはできません。

また、アレルギー物質をあえて投与することにより、急激なアレルギー反応が出て湿疹や喘息などが発生する危険性はあります。注射の場合は医療機関で行なうため、そのまま適切な処置を受けることができますが、家庭ではそういうわけにはいきません。ただし、急激なアレルギー反応が出てしまう例は、極めて稀だとされています。

さらに、注射による免疫療法が50年以上の歴史を持っているのに対し、舌下免疫療法はここ15年で研究が進められた治療方法です。安全性や有効性は十分に試験されていますが、実績の点ではまだこれからの治療法と言えます。

甜茶による民間療法

甜茶による民間療法

中国茶の一種である甜茶(てんちゃ)は、木の葉っぱから作られる薬草茶です。一部の研究機関により「花粉症などのアレルギー症状に甜茶が効果的」だとする報告がなされたため、広く知られるようになりました。甜茶のエキスを含んだ飴や飲料などが、「花粉症対策品」として販売されている例もあります。

しかし、厚生労働省によれば甜茶が花粉症に確かな効果をもたらすという研究結果は不確かであり、信用に値しない民間療法に過ぎないとする発表がなされています。同省が独自に行なった聞き取り調査でも、甜茶による効果は2割にも満たないという結果が出ています。