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花粉症の治療法① 内服薬による治療法



花粉症の症状を抑えたり、症状そのものを出ないようにしたりする治療法として広く使われているのは、内服薬による療法です。ここでは、花粉症の治療薬として使われている内服薬について、その概要をご紹介します。

内服薬での治療法

内服薬での治療法

花粉症が発生するメカニズム自体は研究により概ねが判明しているため、その原因を抑える内服薬が数種類用いられています。ここでは、内服薬を種類によって分類し、それぞれの特徴についてご案内していきます。

抗アレルギー薬

抗アレルギー薬

人体で発生するアレルギー反応を抑える薬です。「アレルギー」とは、人体でヒスタミンが発生することにより生じる症状ですので、抗アレルギー薬でヒスタミンの発生を抑えることで、花粉症の症状を抑制する効果が期待できます。

薬による副作用は比較的少ないため、シーズンを通して飲み続けることができます。花粉症の症状が激しくなる前に習慣的に飲み続けることで、花粉症の発症を遅らせたり、症状を抑えたりすることができるとされています。

その反面、すでに花粉症の症状が激しくなっている場合には、体感的に大きな効果を得ることはできないと見られています。

第一世代抗ヒスタミン薬

第一世代抗ヒスタミン薬

人体で発生したヒスタミンの働きを抑える薬です。ヒスタミンはくしゃみや鼻水など、花粉症の症状を人体にもたらす物質ですので、その働きを抑えることで花粉症の症状を抑制できます。抗ヒスタミン薬のうち、1983年(昭和58年)以降に発売されたものは「第二世代抗ヒスタミン薬」と呼ばれ、それ以前に発売されたものが「第一世代抗ヒスタミン薬」と呼ばれています。

抗ヒスタミン薬は効果が高い反面、持続性が低く、基本的には長時間の効果は期待できません。花粉症の症状に本格的に悩まされている最中に服用することで、即効的に花粉症の症状を抑えることができるとされています。

なお、副作用として眠気を誘発するなどの特徴があり、服用する際には注意が必要です。

第二世代抗ヒスタミン薬

第二世代抗ヒスタミン薬

抗ヒスタミン薬のうち、1983年(昭和58年)以降に発売されたものを、特に「第二世代抗ヒスタミン薬」と呼びます。第一世代抗ヒスタミン薬と比較して副作用が少ない傾向があります。効果としては、基本的に第一世代のものと共通です。近年発売されている第二世代抗ヒスタミン薬では、抗ヒスタミン薬の弱点であった持続性の低さをカバーするため、二層構造で段階的に効果が得られるなどの工夫がされているものが増えています。

副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)

副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)

本来は人体にある副腎皮質で分泌されるホルモンを、内服薬として外部から摂取するものが副腎皮質ホルモン剤です。「ステロイド剤」と呼ばれることもあります。花粉症では、ヒスタミンによって鼻の粘膜や目に炎症が発生しますが、この内服薬に含まれているステロイドは炎症を抑える働きを持つため、結果として花粉症の症状が軽減されることになります。極めて強力な効果を持つため、先に紹介した内服薬で改善が見受けられない場合に処方されるケースが多い内服薬です。

強力な効果を持つ副腎皮質ホルモン剤ですが、本来は人体で生成されるホルモンを外部から強制的に摂取するものであるため、人体のホルモンバランスを崩す危険性があります。長期的に服用するとホルモンバランスを崩し、様々な副作用を誘発する可能性が高まってしまいます。

また、ヒスタミン薬程の即効性はなく、効果がでるまでに1~2日ぐらいが必要だとされています。

処方薬と市販薬の違い

処方薬と市販薬の違い

花粉症の治療薬として挙げた内服薬は、医師の処方が必要なものと、市販されているものの2種類があります。薬学の進歩により市販薬でも一定の効果は期待できますが、できるだけ専門医の診察を受け、自分の症状に合った内服薬を処方してもらうほうが好ましいと考えられています。