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産婦人科情報

新生児にありがちな症状



産まれたばかりの赤ちゃんの体には、大人とは違うところがたくさんあります。ちょっとした変化についつい過剰反応してしまうことも少なくありませんが、正しい知識を身に付けて対処できるようにしておくのが理想的です。

乳児脂漏性湿疹(にきび)

乳児脂漏性湿疹(にきび)

赤ちゃんの首から上、ほおや頭にでき、カサカサから始まる症状を「乳児脂漏性湿疹(にゅうじしろうせいしっしん)」と言います。「乳児湿疹」や「アトピー性皮膚炎」によく似た症状のため、区別が難しいものでもあります。

乳児脂漏性湿疹の原因

赤ちゃんはお腹の中にいるとき、お母さんから栄養と一緒に免疫力や女性ホルモンを受け取っています。そのおかげで、産まれてからも感染症を防ぐことができているとされています。ところが、この女性ホルモンの影響で、生後3ヵ月頃までの赤ちゃんは皮脂の分泌が活発で、過剰に分泌された皮脂がニキビのようにあらわれることがあります。

治療法

通常、赤ちゃん自身の免疫力が整ってくる頃(生後3~4ヵ月頃)には自然とおさまるため、カサカサしている程度であれば、市販の保湿剤などを塗って様子を見ます。しかし、湿疹が膿んでしまったりジュクジュクしてきたりすると二次感染を引き起こす危険があるため、早めに病院を受診するのが良いでしょう。

予防法

室温に気を付けるようにします。普段は赤ちゃんが風邪を引かないように、室温を高く保ってしまいがちですが、体が温まりすぎると血管が膨張し、かえってかゆみを強めることもあります。空調機の除湿機能などを上手に使って、湿度を低めに保つことも大切です。

新生児黄疸

新生児黄疸

「黄疸」とは肝機能が弱いときに白目や肌が黄色くなる症状ですが、新生児にもこの黄疸がよく見られます。その原因や、治療が必要なケースとはどのようなものでしょうか。

新生児黄疸が起こるしくみ

お腹の中の赤ちゃんは自分で呼吸ができないため、血液中の赤血球を通じてお母さんと酸素のやりとりをしています。そのため、大人よりも多くの赤血球を持って産まれてきます。しかし、自分で呼吸ができるようになると大量の赤血球は必要なくなり、赤血球は壊れて分解されます。このときに発生する「ビリルビン」という物質は肝臓を通って便として排出されますが、赤ちゃんの肝臓はまだ働きが弱いため、処理しきれなかったビリルビンが黄疸となってあらわれます。これが「新生児黄疸」のメカニズムです。ほとんどの場合は10日でなくなりますが、母乳を飲んでいる赤ちゃんは黄疸が長引くことがあります。これは「母乳性黄疸」なので、心配はありません。

治療が必要な場合には「光線治療」を

赤ちゃんの総ビリルビン値を計測し、高い数値が続く場合には光線による治療を行ないます。ビリルビンは光に当たると破壊されるため、赤ちゃんの肌に人工の紫外線をあてることでビリルビン値を下げていきます。