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産婦人科情報

避妊手術とは



家族計画などに基づいて、これ以上の妊娠を望まないという場合には、避妊手術を受けることもできます。費用はかかりますが、他の避妊方法と比べてより確実な避妊効果を発揮します。

女性側の避妊手術

女性側の避妊手術

女性の体に施される避妊手術は「卵管結さつ」と呼ばれる方法で、卵管の一部を切除し、端をふさぎます。精子が卵管を通り抜け、卵子のもとへ到達することができなくなることで、受精・妊娠を防ぎます。

手術の方法や手順

多くの場合は全身麻酔をかけ、下腹部を少し切開する「腹腔鏡手術」となりますが、膣と子宮に「子宮鏡」と言う小さな装置を挿入して手術することもあり、こちらは局所麻酔で行なわれます。左右の卵管を切除して端を縛ったり、あるいは電気メスなどのような器具で卵管をふさいだりします。費用は医療機関や方法によっても異なりますが、数万円から20万円程度のところが多いようです。

手術によるリスク

どのような手術にも、リスクはあります。女性の避妊手術の場合、ごくまれに感染症や軽度の便秘といった合併症がみられる他、卵管が再びつながってしまうこともあります。

男性側の避妊手術(不妊手術)

男性側の避妊手術(不妊手術)

男性に行なわれるもので一般的なのは精管を切除、または結さつする方法で、一般に「パイプカット」と呼ばれています。

手術の方法や手順

精巣から精子を送り出す「精管」の一部を切除して端をふさぐことで、精子が放出されるのを防ぎます。精子の製造が止まる訳ではなく、精液中に入ることができなくなるだけなので、性行為や射精などはそれまでと同じように行なえます。泌尿器科で手術を受けることができ、費用は数万から10万円となっています。

手術から数ヵ月の間は別の方法での避妊を

精子は精嚢(せいのう)の中にも蓄えられており、それらが完全になくなるまではコンドームなどによる避妊が必要です。手術から数ヵ月後に検査を行ない、精子がまじっていないことを確認できれば、手術成功となります。

避妊手術を受ける前に考えておきたいこと

避妊手術を受ける前に考えておきたいこと

避妊手術は、基本的に今後永久に生殖能力を失う手術です。つまり、考えが変わって「子どもがほしい」と思っても簡単にもとに戻すことはできません。切除した管を再びくっ付ける「再吻合」と言う手術も可能ですが、妊娠が成立する確率は女性側が手術を受けている場合で50~80パーセント、男性側が手術を受けている場合では50パーセント未満となります。そのため、避妊手術を受けるには配偶者(パートナー)の同意が必要であり、ふたりでよく考えて決断する必要があります。