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産婦人科情報

風疹ワクチン



「風疹」は感染しても重症化することの少ない感染症ですが、妊娠中に発症すると胎児に悪影響を及ぼします。若者の間で流行が見られ、予防接種の実施がすすめられています。

風疹とは

風疹とは

風疹とはウィルス性の感染症で、「三日ばしか」とも呼ばれています。潜伏期間は2週間から3週間で、軽い風邪に似た症状や発熱、発疹があらわれます。麻疹(はしか)と似た症状ですが、麻疹より比較的軽い症状で快復することが多く、小さいうちに感染し、抗体が作られることも多い病気です。抗体が作られれば、再び感染しても発症することはないと言われていますが、免疫力の低下や時間の経過による免疫の弱体化などによって再発するケースもまれに見られます。また、感染しても症状が出ないまま抗体が作られる人もいます。伝染力は麻疹に比べて弱いものですが、妊娠初期に感染すると胎児に大きな影響を及ぼす恐れがあります。

先天性風疹症候群

先天性風疹症候群

妊娠10週までに母体が風疹に感染した場合(すでに感染した経験があり、抗体がある場合を除く)、ほとんどの胎児に影響が及びます。先天性風疹症候群(CRS)と呼ばれ、白内障や緑内障をはじめとした眼への異常、聴力障がいや心臓の奇形といった異常があらわれます。最悪の場合は流産や胎内での死亡など、胎児の命をもおびやかすことになります。

予防接種が効果的

予防接種が効果的

風疹には特効薬と言える薬がなく、多くは自宅療養などによって自然な回復を待ちます。予防のためにはワクチン注射が有効なため、予防接種を受けることが推奨されています。妊娠中は予防接種を受けることができないため、妊娠を希望している人は早めに接種を済ませることが大切です。風疹ワクチンには弱毒化したウィルスを用います。

1990(平成2)年までに生まれた人は特に注意が必要

現在、風疹の予防接種は合計2回行なうよう定められています。しかし、集団接種から個別接種への移行や接種年齢の制定など、現在の制度が整う1990年までに生まれた人は、予防接種を受けていない、または受けていても1回しか受けていない可能性があります。風疹に対する抗体は、まれに1回の接種では作られないことがあり、より確実に予防するためには2回の接種が必要です。制度が定められる以前に生まれた人は、今一度自分自身の予防接種や病歴について振り返ってみましょう。

費用を負担してくれるところも

成人してから風疹の予防接種を受けるには費用がかかりますが、現在は風疹の流行や妊婦から胎児への感染の危険性を考え、費用の一部を負担してくれる自治体も増えています。生まれてくる赤ちゃんの健康を守るためにも、風疹の予防接種を受けるようにしたいものです。