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産婦人科情報

出産後のカンガルーケア



お母さんと赤ちゃんの絆を強め、また赤ちゃんの健康状態を良好にする効果も期待できる「カンガルーケア」について、その方法や利点を説明します。

カンガルーケアとは

カンガルーケアとは

「カンガルーケア」の起源は南米・コロンビアです。保育器の不足から、産まれた赤ちゃんをお母さんに抱いてもらったところ、保温や感染症予防などの点において一定の効果がみられ、赤ちゃんの健康状態が安定したことから発展途上国を中心に広まりました。やがてその効果は広く世界に認められ、現在は先進国でも赤ちゃんの生きる力を高め、母子の絆を深める手段のひとつとして取り入れられています。

カンガルーケアの方法

カンガルーケアの方法

カンガルーケアとは、お母さんと赤ちゃんが裸の肌を触れ合わせながら保育する方法です。肌を直接合わせることが重要で、こうすることで赤ちゃんの状態が安定すると考えられています。親となったカンガルーが、お腹にある袋で自分の子どもを大切に育てる様子に似ていることから「カンガルーケア」と言う名が付きました。

カンガルーケアのメリット

カンガルーケアのメリット

具体的に、カンガルーケアにはどのようなメリットがあるのでしょうか。まず一番に、お母さんと赤ちゃんのスキンシップを通して、母子間の深い絆が築かれるということが挙げられます。さらに産まれた我が子をすぐに抱くことで、お母さんになったという大きな実感も得られます。また、新生児のカンガルーケアにおいては、安定した呼吸を獲得でき、健康状態も安定しやすくなります。現在は新生児室での母子別室制を敷く病院だけでなく、赤ちゃんとお母さんが同じ部屋で過ごせる「母子同室」の病院も増えており、より母子のつながりが重視されています。その一環として、カンガルーケアが有効であると考えられています。さらに、カンガルーケアを受けた赤ちゃんは情緒も安定しやすくなります。

カンガルーケアの注意点

カンガルーケアの注意点

赤ちゃんの健康や心の成長に効果的なカンガルーケアですが、新生児のうちから行なわれる保育方法であるため、実施する際には細心の注意が必要であることも忘れてはなりません。新生児は呼吸法ひとつとっても非常にデリケートで、お母さんの胸の上でうつぶせになることには呼吸が停止してしまうリスクも伴います。カンガルーケアによる事故によってケアそのものを廃止する医療機関もありますが、カンガルーケアの必要性そのものは否定できません。そのため、分娩室に必ず助産師などが付き添い、赤ちゃんの外見の様子や心拍に注意を払いながら行なうことが重要であるとの意見が医療の現場からも上がっています。