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産婦人科情報

不妊治療(1)



晩婚化が進む日本では、初産の高齢化に伴い、不妊治療を行なうカップルが増加しています。ここではまず不妊症そのものや、不妊治療の際に行なわれる検査項目について説明します

不妊症について

不妊症について

不妊症とは、避妊なしに定期的な性生活を送っているにもかかわらず、2年以上妊娠していない場合を指します。健常の男女が通常の性生活を営んでいる場合、半年以内に約6割、1年以内に約8割、2年以内に約9割が妊娠しているという結果が出ています。調査によれば、日本では約1割のカップルが不妊症に悩んでいることになります。不妊症の原因にはいくつか挙げられますが、大きく分けて、性分化異常か、パートナーの疾患によるものとされています。性分化異常症の場合、遺伝子に異常があるため、治療を行なって妊娠することはできません。女性に疾患がある場合、主に排卵障害、子宮着床障害、卵管障害によって不妊に至るケースが多いとされています。

男性の不妊症について

妊娠は女性特有の生理現象であるため、いまだに不妊症は女性側に原因があるという社会的な偏見が少なくありません。しかし、不妊症は女性だけの問題ではなく、男性にも原因がある場合も存在します。男性の不妊症の9割を占める原因として、造精機能障害が挙げられます。造精機能障害とは、体内で生産される精子の量数ともに問題がある病気のことを言います。

不妊症の検査について

不妊症の検査について

現在、日本では不妊治療の需要が高まっており、2011年度の調査によると、不妊治療を受けられる施設数は、世界最多の588施設あります。

不妊治療の検査

不妊治療はまず、不妊症かどうかの検査から始まります。不妊症の原因は男女半々にあるため、病院側では検査の段階からパートナーと一緒に受けることを推奨しています。女性は、病院で検査を受ける前に、1、2ヵ月前から基礎体温を付け、そのデータを持参すると良いでしょう。

不妊検査の項目

初診の際に、まず内診と問診が行なわれます。内診では膣の状態や子宮の超音波検診が行なわれ、問診では、月経の周期や過去の妊娠歴、中絶歴などの有無について聞かれます。その後以下の検査が行なわれていきますが、すべての検査を終了するには通常4~5週間かかります。検査項目の多くは、保険が適用されます。検査項目は次の通りです。

  • 感染症・血液検査
  • 子宮内腔培養検査
  • 子宮卵管造影検査
  • 子宮鏡検査
  • 性交後試験
  • 排卵確認
  • 高温期採血
  • 子宮がん検査
  • ホルモン負荷試験
  • 糖負荷試験

男性は女性に比べ、試験項目が少ないですが、問診後に下記の検査が行なわれます。

  • 精液検査
  • 精巣検査
  • 感染症・血液検査