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産婦人科情報

妊娠と喫煙



タバコは中毒性が高く、禁煙したくても禁煙できない人が多いと言われています。女性の喫煙による影響、リスク、妊娠との関連性について説明していきます。

女性の喫煙

女性の喫煙

厚生労働省が発表した成人喫煙率の調査によると、日本では男性の喫煙率は10年前に比べ、大幅に減少していますが、女性の喫煙率は逆に増加しています。それでも日本では男性の喫煙率の方が高いのが現状です。

経済協力開発機構(OECD)によれば、北欧を中心に男女の喫煙率がほぼ同率であり、スウェーデンでは女性の喫煙率が男性の喫煙率よりも高い割合が出ています。男性の喫煙率の対女性倍率では、1位の韓国の7.85に次いて日本は3.83と2位ですが、今後の日本社会の動きを見ると、ますますこの倍率は低くなることが予想されます。

喫煙が女性に与えるリスク

喫煙が女性に与えるリスク

喫煙には常に健康リスクが伴い、そのリスクは男性よりも女性の方が高いとされています。中でも一番影響を及ぼしてしまうもののひとつが、女性ホルモンです。喫煙は女性ホルモンの分泌に影響し、分泌を減少させます。これにより、卵巣の中の卵胞の発育が悪くなり、月経不順や不妊を引き起こしてしまいます。

また、骨塩量の減少にも影響し、骨粗しょう症になる可能性が高まります。美容面を考えても、喫煙によって肌がくすんでしまったり、タバコに含まれるタールによって歯が黄色くなったりすることが挙げられます。

胎児への影響

胎児への影響

具体的に、喫煙によって胎児にどういった悪影響が及ぶかを紹介します。妊娠している女性が喫煙をすると、胎児に十分な酸素が行き届かず、胎児の発育を大きく左右してしまいます。早産のリスクが高まり、低出生体重児の出産の可能性を増加させます。さらに喫煙者の乳児は非喫煙者の乳児より乳児突然死症候群で死亡する確率が高くなると言われています。

乳児突然死症候群とは、1歳未満で健康だと思われていた乳児が病気の前触れなく、突然亡くなってしまうことを言います。また乳児がニコチン入りの母乳を飲んでしまうと、嘔吐、下痢、頻脈といったニコチン中毒の症状が見受けられるようになります。

女性が禁煙するには

女性が禁煙するには

1987年に、「世界禁煙デー」が世界保健機関(WHO)によって制定されて以降、タバコの危険性はますます注目されています。日本でも室内禁煙を義務付ける施設が多く見られるようになりました。

しかし日本の女性の喫煙者は減るどころか、年々微増しています。海外では、タバコによる健康面への注意喚起を狙ってか、肺がんなどの画像入りのパッケージでタバコが売られているのに対し、日本では女性に販売することを意識した可愛らしいパッケージのものもあります。

女性の禁煙に関しては、「明確な禁煙理由を掲げること」、「月経後のホルモンバランスが落ち着いた時期に禁煙にとりかかること」などがポイントです。禁煙の専門医などにも相談し、自分にあった禁煙方法を見付けるのも禁煙成功への秘訣のひとつです。