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産婦人科情報

母児感染症/クラミジア感染症



クラミジア感染症とはクラミジア・トラコマチスという病原体による感染症のことを言います。日本で最も多い性感染症とされるクラミジア感染について説明します。

クラミジア感染症とは

クラミジア感染症とは

日本では、若年層の女性に多く見られ、性交経験がある20代前半女性の約1割弱が感染していると言われています。クラミジア感染症の特徴として、その症状が軽いことが挙げられます。

男性は感染症が進行すると、尿道炎をおこし、膿のような分泌物が出るので、女性よりも自覚症状を覚えやすいとされていますが、女性の場合、感染後の症状はきわめて軽いこともあって、感染には気付きにくいのが現状です。さらに潜伏期間は2~3週間と長いため、感染に気付かずに過ごしてしまいがちです。しかし放置すると、感染が卵管炎を引き起こし、不妊症の原因のひとつになりかねません。またクラミジアに感染すると、淋病やHIVなど他の性感染症に感染してしまう確率が上がってしまいます。このような感染を回避するためにも、疑わしい症状が出た際には、早急に治療を受けるようにしましょう。

妊娠している女性がクラミジアに感染している場合

妊娠している女性がクラミジアに感染している場合

妊娠している女性のクラミジア感染症は、流産や早産の原因となる子宮頸管炎、絨毛膜羊膜炎を誘発してしまうおそれがあります。さらに妊娠初期にクラミジアに感染すると、胎児が子宮外に出され、子宮外妊娠を引き起こしてしまいます。そのため、多くの産婦人科ではクラミジア検査を実施し、感染が見られる場合には、流産や早産がおきないうちに飲み薬による治療を施しています。

クラミジア感染症の母児感染

クラミジア感染症の母児感染

新生児が産道感染によってクラミジアに感染すると、新生児クラミジア感染症という病気にかかってしまいます。そのうち、25~50%が母子感染すると言われているのが、新生児結膜炎です。

生後から10日以内に発症し、治療には点眼液や軟膏を用います。クラミジアの場合は、通常の抗生物質では効果が得られないことが多いので、テトラサイクリン系の抗生物質を用いる必要があります。さらに母子感染のうちの3~20%の確率で発症するのが新生児肺炎です。新生児肺炎は結膜炎を伴って発症することもあり、低体重の新生児は重症化してしまうケースもあります。

クラミジア感染症の対策

クラミジア感染症の対策

性感染症であるクラミジア感染症は、もちろん性行為によって感染しますが、オーラルセックスによる咽頭感染も無視できません。性器にクラミジアを発症している女性の1~2割が咽頭感染も引き起こしているとされていますので、通常の性行為以外の行為にも十分に気を付ける必要があります。クラミジア感染症の主な治療方法は、抗生物質の投与です。陰性と判断されるまで投与され続け、治療期間を終えたあとに、数週間の期間をおいてから、再度検査を行ない、最終的な治療終了となります。