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正常妊娠と異常妊娠



妊娠とは、女性の体内で、受精卵が着床してから発育するまでの期間及び状態を言います。ここでは、妊娠しているときにどういう変化が体に生じるのか、また異常妊娠とはどういう場合を指すのかを説明します。

正常妊娠とは

正常妊娠とは

正常妊娠とは、女性の体内で胎児が発育し続けていることを言います。世界保健機構(WHO)では、正常妊娠持続日数は280日と定めています。また、妊娠歴の1ヵ月は28日、1週間は7日と定めています。

妊娠初期

妊娠初期とは満15週目までの状態を言います。母体の外観はそれ程変化が見られませんが、この時期に、つわりといった妊娠時特有の症状が起こります。ホルモンバランスも変わってくるため、眠気を催したり、食欲不振に陥ったりします。また、この時期は流産のリスクが高い時期でもあります。体調に十分に気を付けて健康に過ごすことが第一とされており、胎児に悪影響を及ぼすため、アルコールやタバコ類は好ましくありません。

妊娠中期

満27週目までの期間で、この時期は安定期と言われています。つわりが収まり、徐々に母体の外観にも変化が生じてくる時期です。安定期と言っても、この時期は妊娠中毒症になりやすい時期でもあり、食事に注意が必要です。マタニティースポーツなどで心身ともにリラックスさせることも大事です。

妊娠後期

満28週目以降の状態を指し、胎児がどんどん大きくなっていく時期です。この時期になると、万が一胎児を子宮外に出さなければならない状況となっても、生存する確率は徐々に高くなっていきます。胎児の動きも頻繁に感じられるようになりますが、同時に母体に負担がかかりやすくなる時期でもあるので、無理せずに日常生活を過ごすことが重要です。

異常妊娠とは

異常妊娠とは

異常妊娠とは、受精卵の着床や胎児の発育に異常のある妊娠のことを指し、どの妊娠期間にでも起こりうるもので、胎児や母体に障害が起こりやすいとされています。

異常妊娠の種類

代表的な異常妊娠の例についてみていきましょう。

流産
妊娠22週未満の状態で、胎児が死んでしまうことを流産と言います。特に、妊娠12週未満の早い段階での流産が多く、これを早期流産と言います。流産の原因は胎児側または両親側のどちらかの染色体異常によって起こる可能性が高く、外的要因は少ないとされています。流産にもいくつか種類があり、切迫流産の場合は、安静にしていれば、妊娠の継続は十分可能とされています。
胞状奇胎(ほうじょうきたい)
胞状奇胎とは、胎盤に発生する絨毛に異常増殖が発生し、ぶどうの粒状となった絨毛が子宮内腔を埋め尽くしてしまう病気です。絨毛のすべてが胞状になってしまった場合は全胞状奇胎、絨毛の一部が胞状の場合は部分胞状奇胎と呼ばれ、その原因は染色体異常によるものだと言われています。特例を除き、妊娠の継続はできず、子宮摘出もしくは子宮内腔をきれいにする手術を行なう必要があります。
子宮外妊娠
子宮外妊娠とは、受精卵が子宮内膜ではない部位に着床してしまった妊娠のことを言います。その多くは卵管妊娠と呼ばれ、子宮内部に到達する前に、卵管内で着床してしまう状態です。性感染症の経験者や腹部位近くで手術経験がある場合、子宮外妊娠を起こす可能性が高いとされます。