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産婦人科情報

産婦人科の成り立ちと歴史



産婦人科とは、「産科」と「婦人科」を統合した施設です。産婦人科の成り立ち及び歴史について、具体的に紹介していきます。

産婦人科について

産婦人科について

まず、「産科」と「婦人科」がそれぞれどのような医療に従事しているのか説明します。

「産科」について

「産科」について

産科とは妊娠や出産などに関連する医学のひとつの分野で、産科学と呼ばれています。病院で出産する人が多数占める中、この世で最初に出会うのは父親でも母親でもなく、自分を取り上げてくれた医師だという人がほとんどです。産科は生命の誕生と密接にかかわる医療分野ですが、その歴史は意外に浅く、それまで自然分娩に関しては、助産師が対応し、帝王切開など手術を必要とする場合は外科が担当していました。周産期医療が発達し、帝王切開がより多く行なわれ、「出産=病院でするもの」という概念が定着したことにより、産科という新たな分野が生まれました。産科では、出産以外にも、月経、妊娠、不妊症、性周期や妊娠に関連した疾患を診察しています。

周産期医療
周産期とは、妊娠22週目から出産7日未満の出産前後の期間を指し、この時期には母体や胎児そして新生児の生命にかかわる事態が起こりやすいとされています。そのため母と子を徹底的にケアし、小児科と連携を取りながら母体及び新生児を守るのが周産期医療です。
帝王切開
医療技術の発展により、近年ではさらに帝王切開による分娩が増えています。帝王切開とは、自然分娩が難しいとされているときに、母体の下腹部と子宮を切開して胎児を取り出す出産方法です。

「婦人科」について

「婦人科」について

婦人科では、特に女性の疾患で多く見られる子宮筋腫、子宮内膜症や卵巣嚢腫そしてその他の悪性腫瘍についての診察を行なっています。さらに生理不順や更年期障害についても扱います。産科が小児科と連携して周産期医療と行なうように、婦人科も泌尿器科と連携して治療にあたる場合があります。婦人科も医学として発達したのは遅いですが、産科学が発達する前の一部の診療を担っていたと言われています。

現在の産婦人科が扱う領域

現在の産婦人科が扱う領域

一般的に総合病院などの比較的に規模の大きい病院では、上記のように、産科で扱う領域と婦人科で扱う領域を統合して、産婦人科という科で総合的な診察を行なっています。不妊治療などの計画的な治療を行なっている病院もあり、検査から治療までといった一連の診察を受けることができます。その一方で、産婦人科を標榜していても、実際に分娩は行なわないという診療所が増えてきています。その大きな原因のひとつとして、2007年に厚生労働省が看護師による分娩時の内診を禁じた通知を医療機関に出したことが挙げられます。元々医師不足が叫ばれていた産婦人科ですが、助産師だけでは分娩の数に追いつかず、やむを得なく分娩自体を中止した診療所が多いようです。