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産婦人科情報

産婦人科の定義



産婦人科とは文字通り、「産科」と「婦人科」を合わせた診療科を指します。産婦人科の定義について紹介します。

産婦人科とは

産婦人科とは

産婦人科とは、妊娠や出産だけでなく、女性の生理現象全般を診察する医学の一分科になります。しかし、妊婦健診のみ行ない、出産は取り扱わない産婦人科も存在しています。また近年では、産婦人科医の高齢化に伴い、分娩取り扱いを中止する施設が相次いでいます。ひとえに産婦人科と言っても、病院の規模やスタッフの数によって、診察する内容に差異が生じているのが現状です。

日本における産婦人科の推移

日本における産婦人科の推移

小児科とともに、診療所不足が叫ばれている産婦人科の数は、データにも顕著に現れています。厚生労働省の統計によると、産科・産婦人科を標榜する施設数は、ここ20年間で連続して減少傾向にあります。一般病院の中で、1992年には2,117施設あった産婦人科ですが、2012年には約半分の1,218施設まで減少しています。割合としても、1992年では、一般病院のうちの23,8%が産婦人科を標榜していましたが、2012年ではその割合が16,3%にまで落ち込んでいます。一般診療所についても、産科・産婦人科の数は大幅に減少しています。1993年には4,869施設あった産婦人科ですが、2011年では3,284施設(福島県全域を除く)になっており、産科のみの診療所でも同様に減少傾向にあるのが見受けられます。

産婦人科に従事する者の総数

産婦人科に従事する者の総数

経済協力開発機構(OECD)によると、日本の医師数はOECDの平均を下回っており、人口あたりの医師数は大きく不足しています。しかし、厚生労働省による日本国内の医師数の年次推移をみると、2010年では、統計史上最多の295,049人と国内では医師数自体は増えていることになります。高齢となった医師や医師免許を保持しているだけの者も含まれていますが、日本総人口の減少からみても、絶対的に医師数が減少しているとは言い難い状況です。また産婦人科に従事する医師数では、2006年の9,592人が最少で、前年度に比べ571人減少していますが、2010年に10,277人にまで回復しています。ここ数年の産科や婦人科の医師数をみても、少しずつですが、回復傾向にあります。

日本における産婦人科減少への対策

日本における産婦人科減少への対策

データ上では、産婦人科に従事する医師数の減少に歯止めがかかっていますが、依然として、産婦人科の診療所や医師は不足しています。不人気の理由として大きく挙げられるのが、訴訟リスクの高さです。これにより、研修医など新しく医療に従事する者は、産婦人科を回避するようになります。さらに、根本的な医師不足により、既存の産婦人科の医師に多大な負担がかかってしまい、医師が他科に転科したり、産婦人科自体を閉鎖したりするなどという悪循環が起きています。そのため厚生労働省は、産婦人科に対する医療報酬の改定、産科医療に貢献してきた個人、団体及び医療機関を賞するなどして、対策を講じてきています。