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美容外科情報

美容外科の安全性について



美容外科での診療・施術は、けがや病気を治すためのものではありません。健康な身体にメスを入れたり、薬剤や挿入物を使用したりするので、正式な医療機関で行なわれたとしてもトラブルが起こらないとは限りません。一般的には緊急性のない治療ですので、自分に必要な診療・施術かどうかを十分に考え、情報収集を行なった上で処置を受けることが望ましいと言えます。

減ってきた安全性のトラブル

減ってきた安全性のトラブル

2001(平成13)年ころまでの数年間、国民生活センターには年間200~300件もの美容医療機関での危害報告がありました。日本では、医師免許を持っていれば誰でも「美容外科医」を名乗ることができる「自由標榜制」という制度を取っています。そのため、経験の浅い医師による未熟な施術や、管理体制がずさんなクリニックでの施術で身体に危害をこうむるケースもみられました。

しかし、最近では契約方法や広告に関する苦情のほうが多く寄せられ、安全性に関するトラブルは減ってきました。危害の事例がマスコミで取り上げられたことで劣悪なクリニックが淘汰されたこと、機器類が進化してきたこと、美容外科の社会的知名度が以前よりも確立されてきたことなどが理由です。

自分でできる対策は万全に

自分でできる対策は万全に

しっかりした美容外科医を選び、納得がいく施術方針で必要なことだけを行なうことがトラブルの回避につながります。まずは、「なぜ施術を受けたいのか」「どの部分についてコンプレックスがあり、どのように変えたいのか」というイメージを明確にしておきましょう。施術方法や選択肢について、できるだけ予備知識を得ておくことも重要です。インターネットや知人などから情報を集め、複数のクリニックを比較して選びましょう。医師からの説明をしっかりと聞き、疑問点を残さずに決断しましょう。

初回の相談で確認するべきこと

カウンセリングでは以下のような点について確認すると良いでしょう。なお、カウンセリングを受けたからといって、その場で契約を決断する必要はありません。事前に確認すべきことは下記の通りです。

  • どんな処置をするのか
  • どのくらいの時間がかかるのか
  • 痛みなどのダメージはないか
  • 回復するまでにどのくらいの時間がかかるか
  • 費用はいくらか
  • 支払い方法は
  • トラブルが起きたとき、緊急時はどのように対処してくれるか
  • 担当医師の名前とキャリアは

もしもトラブルが起きてしまったら

  • 簡単な手術でも外科手術を受ければそれなりのダメージがあります。そのダメージの内容が事前に聞いていたものと違う場合は、不安が解消できるまで必ず担当医に相談しましょう。
  • 不安が解消できず、そのダメージが許容範囲かどうか判断できないときは、別のクリニックに相談するなどして、セカンドオピニオンを求めましょう。

起こりがちなトラブルについて

起こりがちなトラブルについて

美容外科の代表的な処置で、過去に起きたトラブル事例や起こりがちな事故には次のようなものがあります。

医療脱毛
医療脱毛で起こりがちなトラブルには、レーザー照射による火傷(やけど)や炎症による色素沈着があります。
脂肪吸引
脂肪吸引で起こりがちなトラブルには、皮膚表面がでこぼこになる、シワやたるみができることや、皮下組織の血管や神経の損傷が挙げられます。
シミ取り
シミ取りで起こりがちなトラブルには、レーザー照射による炎症性色素沈着でシミが濃くなることが挙げられます。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングで起こりがちなトラブルには、薬剤による肌の炎症や乾燥があります。
二重まぶた手術
二重まぶた手術で起こりがちなトラブルには次の4つがあります。
  • 角膜や結膜が傷付き、痛みや炎症、視力低下を引き起こす
  • 感染により化膿する
  • 希望通りに仕上がっていない
  • 挙筋腱膜までメスが入り、眼瞼下垂(がんけんかすい)になる
包茎手術
包茎手術で起こりがちなトラブルには、手術の跡が目立つことや、術後に感覚が鈍くなったり、機能障害が生じたりすること、勃起時に突っ張る、出血することなどがあります。

麻酔を使用する処置の場合、麻酔による知覚麻痺などの医療事故が起きるケースもあります。また、豊胸手術やシワ取りなどに使われる薬剤や挿入物は、厚生労働省が薬事承認していないものも多く、国内での安全性が保障されていない場合があるので注意が必要です。