施設検索/ホームメイト・リサーチ

ご希望の病院・医院情報を無料で検索できます。

ドクターマップ

歯科病院・医院情報

歯科で行なう子どもの虫歯の
予防的治療とは



細菌が飲食物の中の糖質を使って出した酸が、歯を溶かすことで発症する虫歯。多くが歯の間や奥歯の溝から発生します。最近では、細菌を歯みがきで取り除くことは難しく、歯みがきさえしていれば虫歯が防げるとはいえないことが分かってきました。

歯みがきの励行や糖分を含む食品の摂取頻度の制限をすれば、ある程度、予防効果が期待できます。これに加えて様々な病気の予防法と同じように抵抗力を高める方法が最近では重要と考えられ、フッ化物利用による予防などがすすめられています。

子どもの虫歯の予防法

子どもの虫歯の予防法

虫歯は細菌・砂糖・歯の質、さらに時間という要因が重なり合って発症するといわれています。一度、虫歯になった歯は、自然に元に戻ることはありません。これら4つの要因を抑える対応策を実行し、効果的な予防法をバランス良く実践して、大切な子どもの歯を虫歯から守りましょう。

フッ化物塗布による虫歯予防

フッ化物塗布による虫歯予防

生えたばかりの子どもの歯は硬さが十分でないため、虫歯になりやすいといわれています。唾液中に含まれるカルシウムが歯について次第に硬くなっていくのです。虫歯予防にすすめられているフッ化物には、歯を硬くする作用があります。エナメル質を溶けにくくし、歯垢の活動を抑制します。乳歯、永久歯いずれも歯が生えたら、すぐに塗布するのが最も効果的。ただし、塗ったからといって油断は禁物です。フッ化物は虫歯を100%抑える薬ではありません。正しい歯みがきや偏りのない食事など、きちんとした生活習慣を身につけることが重要です。

お茶やキシリトールによる虫歯予防

お茶やキシリトールによる虫歯予防

お茶にはフッ素や抗菌作用のあるカテキンが含まれています。栄養価を考慮する必要がないため、飲み過ぎを心配することもありません。おやつの時間や喉が渇いたときにジュースを与えるのは避け、飲みたいときはお茶を飲む習慣をつけましょう。

キシリトールは、虫歯の原因菌が増えるのを阻止する天然甘味料です。野菜や果実に含まれている糖アルコールの一種で、菌が存在しても歯を溶かす酸を作り出さないため、虫歯になりにくくなるといわれています。ガムやキャンディーなど最近では様々なお菓子に使われていますが、キシリトール100%の商品は意外と少ないもの。砂糖を含め、他の甘味料が含まれている食品もあります。購入する際は成分表示をよく見ましょう。

間食と砂糖摂取の改善

間食と砂糖摂取の改善

間食は子どもにとって栄養を補い、食の楽しみを感じる大切な時間です。ただ、どうしても砂糖の含有量の多いお菓子を与えがち。歯垢内の酸と多糖体の産生を抑えるよう、与える量や回数を十分考慮しましょう。虫歯になりにくい甘味料を使用した特定保健用食品や、歯に傘のマークのついた(歯に信頼マーク=食べても虫歯になる危険ゾーンにならないと認定された)お菓子も発売されています。また、甘いもの以外にもチーズや牛乳、果物など、いろいろな食べ物を加えるよう工夫しましょう。

おやつの時間をきちんと決め、だらだらといつまでも食べないことも親子で約束するのがおすすめです。

歯みがきと定期健診

歯みがきと定期健診

歯ブラシに慣れていないころの歯みがきは子どもの機嫌が良いときに、慣れてきたら毎食後の習慣にしましょう。睡眠中は唾液の分泌量が少なくなり虫歯菌は繁殖しやすくなります。少なくとも就寝前は、必ず保護者の仕上げ磨きが必要です。

歯磨剤は子どもが嫌がらなければ、いつから使っても問題ありません。吐き出しができるようになる1歳半ころから使う人が多いようです。歯磨剤が多すぎると口の中が泡だらけになるだけで隅々まで磨けなくことがあるので気をつけましょう。また、毛が開いた歯ブラシではきれいに磨けません。後ろから見て毛がはみ出てきたら交換しましょう。

年齢に応じて一定の間隔で歯科検診を受けることも大切です。虫歯になり始めの兆候や、口の中の異変を早めに見つけることができます。フッ化物塗布などの予防処置や心配ごとなど、何でも相談できるかかりつけの歯科医を持つと安心です。