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噛み合わせと睡眠の関係



日常生活において、姿勢に注意を払うことは大切ですが、睡眠中には意識して姿勢を正すことはできません。寝ている間には、安定した噛み合わせが大切で、その重要度は姿勢の正しさに匹敵するほどです。噛み合わせが悪いと、不眠症などの睡眠障害を引き起こすことになりかねません。良質な睡眠を得るためには、噛み合わせがとても大切なのです。

顎関節症と自律神経

顎関節症と自律神経

噛み合わせが悪いと、頸椎に無理なねじれが生じます。すると自律神経に異常が生じ、人間の恒常性(ホメオスターシス)が正しく機能しなくなってしまうのです。

いわゆる「自律神経失調症」の症状ですが、歯科医院では、顎関節症つまり顎のズレからくる不定愁訴の可能性があるという診断をされるでしょう。自律神経失調症も顎関節症による不定愁訴も、交感神経の異常が原因で起こると考えられていますが、原因の考え方によって診断名が違ってくるのです。

自律神経失調症の場合は、ストレスや生活の変化が原因といわれますが、確かな原因がいまだにはっきりしていないため、投薬により症状の軽減を行なっています。一方、顎のズレに起因する不定愁訴においては、噛み合わせを正して頸椎などのねじれを直すことで、症状が緩和されたり治まったりします。

噛み合わせの悪さと睡眠障害

噛み合わせの悪さと睡眠障害

ストレス社会といわれて久しい現代、ストレスが睡眠を妨げることはよく知られています。そして、噛み合わせの悪さが不眠症など睡眠障害の原因になることは、覚えおきたいところです。メカニズムについて、知りましょう。

睡眠中の歯ぎしりや食いしばりによる影響

睡眠中の歯ぎしりや食いしばりによる影響

睡眠は本来、大脳を休ませる重要な機能で、ノンレム睡眠とレム睡眠が交互に生じます。眼球が素早く動いている状態の睡眠(rapid eye movement)の頭文字remをとってレム睡眠、眼球が動かない深い睡眠(non rapid eye movement)がノンレム睡眠という分類です。

浅い睡眠であるレム睡眠中には、夢を見ているために脳幹は休むことなく活動しています。昼間のストレスも要因となり歯ぎしりや歯の食いしばりも生じます。噛み合わせが悪い人にとって、歯ぎしりや食いしばりは自律神経系に異常を生じさせる原因となります。その異常を体が感じ取り、目を覚まします。ゆえに、噛み合わせに問題がある人は、朝までに何度も目を覚ますなど、眠りが浅くなってしまうわけです。

不眠症のメカニズムに、噛み合わせの悪さが関係

不眠症のメカニズムに、噛み合わせの悪さが関係

不眠症に関連するのは、浅い眠りであるレム睡眠、夢、ストレス、歯ぎしり&歯のくいしばり、不正咬合の5つといえます。昼間にたまったストレスが、レム睡眠中に夢として現れます。そのストレスを解消しようとして歯ぎしりや歯の食いしばりが生じ、不正咬合が原因で自律神経のバランスを崩して、不眠症になってしまうのです。

加齢と共にレム睡眠の時間が多くなり、眠りが浅くなるのはやむを得ないことですが、年配の方でも噛み合わせが正しい人は眠りが深く、歯ぎしりをしたり歯をくいしばっても、不眠症にはならないそうです。