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噛み合わせと体のバランス



噛み合わせは、歯並びの良し悪しだけにかかっているわけではなく、上下の歯の噛み方や顎をなめらかに動かせるかどうかも重要です。そして噛み合わせは、人間の体全体にとっても非常に大切なものです。1本の歯がどう当たるかによって、負担や歪みが生じ、姿勢さえ変わってしまうことがあるのです。噛むことによって、体のバランスや健康にどのような影響が出るか、見ていきましょう。

噛み合わせと体との関係

噛み合わせと体との関係

噛み合わせは、単に咀嚼がうまくできれば良いということではありません。噛み合わせが自分に合っていないと、体全体のバランスが崩れ、様々な症状が出てきます。噛み合わせは全身に対しても、計り知れないほどの影響を及ぼしているのです。具体的にご説明しましょう。

姿勢に影響する

姿勢に影響する

噛み合わせが悪いと、全身の骨の成長においても左右で差が出たり、筋肉の収縮に異常が生じたりします。姿勢の悪い子どもの割合と、噛み合わせの悪い子どもの割合はほぼ比例しているといいますが、子どもに限らず、大人でも噛み合わせが悪くなると簡単に姿勢も悪くなります。

人間は二本の足で歩く生き物であり、直立の姿勢を保つために体の色々な場所が関連しあってバランスを取っています。噛み合わせの悪さにより体の一部のバランスが崩れてくると、別の部分がそれを補うために余分な力をかけるなど不自然なバランスをとらなくてはならなくなり、連鎖的に他の部分のバランスも崩れて歪みが出てしまうというわけです。

いびきや睡眠障害の原因に

いびきや睡眠障害の原因に

噛み合わせの悪い人は、鼻がつまりやすく気道が狭くなる傾向があります。ですから噛み合わせの悪い人ほど、睡眠時にいびきをかく人が多いのです。また、呼吸や睡眠時無呼吸症候群なども、噛み合わせと深い関係があります。

ストレス発散に良い歯ぎしりもデメリットに

ストレス発散に良い歯ぎしりもデメリットに

睡眠中の歯ぎしりや歯のくいしばりが、ストレスの解消に効果を発揮することが、最近話題になっています。歯ぎしりには悪いイメージもありますが、正しい環境で行なわれれば悪いことではないという認識が広がっているのです。

ところが、噛み合わせの悪い人がする歯ぎしりやくいしばりは、歯や歯周組織、顎関節、筋肉などへ大きな負担をかけています。それは自律神経系にも多大な悪影響を与えますし、筋肉に不自然な運動を要求するため、筋肉が異常に緊張し、血流が悪くなって、筋肉性の頭痛や首のこり、肩こりなどを生じさせます。

つまり、噛み合わせの悪い人にとっての歯ぎしりは、ストレス発散のメリット以上に多くの組織に負担を与えたり破壊しようとするデメリットの方が大きいわけです。

噛み合わせの左右の差が引き起こす問題とは

噛み合わせの左右の差が引き起こす問題とは

腕や手、足においては、右利きと左利きの人がいるように、使いやすさに左右差があるのは自然なことです。対して、口(歯)に関しては、左右のどちらかが噛みやすいという場合は、何らかの問題があります。

仮に右が噛みやすい場合は、顎を左に動かそうとするときに、どこかの箇所の歯が顎の動きを邪魔していると考えられます。無理に左側で噛もうとしても、顎の筋肉が疲れてしまったり、筋肉の動きが不自然になって、誤って頬を噛んでしまったりします。

腕や手足と違って、顎の場合は左右が同時に動きます。左右の噛みやすさに差があるとしたら、歯の位置関係自体に問題があるといえるでしょう。正しい噛み合わせを獲得できれば、自然と左右の両方で同じように噛めるようになるはずです。