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噛み合わせの悪さによる弊害とは



歯への関心が高まる昨今、歯並びについて深刻に悩む人が増えています。噛み合わせが悪いことで、歯や顎だけでなく全身にも様々な不調が及ぶことが知られています。噛み合わせの悪さが引き起こす弊害について、見ていきましょう。

噛み合わせの良い状態とは

噛み合わせの良い状態とは

そもそも、正しい噛み合わせとはどのような状態をいうのでしょうか。誰にとっても分かりやすい判断基準を挙げますので、自己チェックしてみて下さい。

ひとつは、顎をリラックスした状態で、口をゆっくり閉じて、上の歯と下の歯が当たった状態で強く噛み込んでも、顎がずれないこと。もうひとつは、歯をくいしばった状態で顎を左右に動かしたときに、顎がスムーズに左右対称に動くこと。

近年は、噛み合わせの悪さを訴える患者も増えていますが、実のところ本当に噛み合わせの良い人というのはわずかに数パーセントです。ほとんどの人には程度はそれぞれですが何らかの不正咬合があります。とはいえ、噛み合わせの悪さがひどくなると、さまざまな弊害、症状が出るため、気になる人は歯科医院で調べてもらい、必要な場合には治療を受けるのが良いでしょう。

悪い歯並びを作り出した原因とは?

悪い歯並びを作り出した原因とは?

噛み合わせの悪さにも色々なパターンがありますが、最近増えているのが、奥歯で噛んでも前歯が閉じない「オープンバイト」というもの。この「開咬」という噛み合わせが、増えてきているのには理由があります。

人間の歯には、前歯、小臼歯、大臼歯と、様々な形態の歯があり、それぞれに大切な働きがあります。ただ、食べ物が軟らかくなってきたことによってすべての歯を使わなくても食事ができるようになってきており、その悪影響という形で、開咬が増えてきているようなのです。

硬いものを噛まなくなると、前歯を使って食べ物を噛み切る必要性が減ってくるために、前歯を使う筋肉が未発達のままになります。その結果、間違った噛み合わせのままで成長が止まってしまうわけです。

よくいわれることですが、肉食動物も草食動物も、長い期間をかけて自然に、歯の形も顎の動きもそれぞれの食べ物を食べやすい形へと進化させてきました。人間も同じように、肉も野菜も食べるのにふさわしい歯の形態や顎の動きが生み出されてきたのです。

噛み合わせの悪さによって起こる具体的な症状

噛み合わせの悪さによって起こる具体的な症状

噛み合わせや歯並びが悪いと、体全体にとってどのような悪影響があるのでしょう。それらがもたらすデメリット、症状についてご説明します。

歯や顎への悪影響

歯や顎への悪影響

噛み合わせのバランスがくずれると、奥歯に過度の負担がかかり、歯が擦り減ったり歯の根元が折れやすくなることがあります。そのせいで奥歯が悪くなってしまうと前歯に負担がかかり、将来的に出っ歯になったり、さし歯が外れやすくなります。

口が開けにくい、顎の関節の音がする、口を開けたときに関節のまわりが痛い、といった障害の原因にもなります。また、噛み合わせで左右に違いがあると、片方の顎の成長が劣るなどして、顎が非対称になったりもします。

単純に、凸凹した歯並びではブラッシングがしづらく、歯周病や虫歯にもかかりやすくなるという傾向もあるでしょう。

全身の健康への悪影響

全身の健康への悪影響

顎周辺の筋肉が正しく運動していないため、慢性的な肩凝りや偏頭痛、耳鳴り、不眠症などが起こりやすくなります。また、顎がずれることで頭の位置のバランスを取ろうとして、頸椎に異常な屈曲が生まれ、バランス感覚が悪くなります。その影響で、倦怠感やめまい、生理痛などが生じやすくなってしまいます。

食べ物を十分に噛み砕くことができないために、栄養摂取の効率が悪化し、胃腸を悪くする原因にもなりかねません。

そのほか、奥歯を噛みしめても前歯が開いてしまう人の場合は、サシスセスソなどの発音が出しづらく、英語を発音するにも不利になってしまいます。歯並びが悪いことを気に病んで、口を大きく開けておしゃべりをしたり笑ったりすることをためらうなど、性格的に沈みがちになったりする人もいるようです。