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歯科での親知らずの治療



皆さんは、「親知らず」が生えているでしょうか、それとも、もう抜いてしまったでしょうか。親知らずは、4本そろって生えている人もいれば、2本だけ生えている人、途中まで生えている人など状況も様々です。他の歯とは少し性質が異なる親知らずについて知っておきましょう。

親知らずとは

親知らずとは

第二臼歯の奥に生えてくる8番目の歯のことで、4本すべて生えると歯の総数として32本となります。17歳から21歳頃までに生えてくるといわれていますが、20歳まで4本生えそろう人もいれば一生生えない人もいるなど様々です。

「親知らず」の語源

「親知らず」の語源

昔は平均寿命が40歳前後だったため、8番目の歯が生えてくる20歳前後の頃には両親が亡くなってしまっていることが多かったようです。つまり、歯としては親に会えずに生まれてきたわけですから、"親知らず"と呼ばれるようになったといわれています。

親知らずの特徴

親知らずの特徴

他の永久歯に比べ、親知らずには多くの特有の性質があります。

生えてくるスペースが狭い

狭い場所に割り込んで生えてくるため、退化傾向があると言われています。歯が小さくなったり横向きに生えてきたりします。それにより歯茎や頬の内側などを傷付けてしまいます。

歯ブラシが届きにくい

一番奥の奥歯なのでより歯磨きが難しくなり、磨き残しができてしまします。そのため虫歯や歯周病になりやすいです。

4本のバランス

上下左右の4本ともバランスよく生えれば問題ありませんが、バラバラに生えることもよくあります。噛み合わせのバランスが悪くなったり、あごが痛くなったりします。なかには肩こりが悪化する人もいます。

親知らずを抜く治療

親知らずを抜く治療

虫歯や歯周病で親知らずが繰り返し痛む場合は、抜くことをすすめられることが多いです。狭く歯磨きが難しい場所なので、虫歯や歯周病が治っても、他の歯より再発しやすいです。

上か下の一方しか親知らずが生えていない場合は、噛み込むことができず、噛み合わせが悪くなります。歯垢がたまりやすくなったり、周囲の歯肉を傷付けてしまったりすることもあるので、抜歯をおすすめします。

親知らずの治療法としては抜歯が多いですが、特有のリスクもあります。奥歯の狭い場所にあるため器具を入れづらく、治療に時間がかかります。また横向きや斜め方向に生えていたり、複雑な形状をしていたりすると、治療の難易度を高めます。抜歯後も他の歯に比べて、痛みが長く続くようです。

親知らずを抜かない治療

親知らずを抜かない治療

歯周病などで歯茎が炎症を起こしていても、その炎症が強い場合は抜歯をせず、炎症を抑える治療を行ないます。虫歯も小さければ、抜かずに虫歯治療のみを行ないます。

軽度の症状であれば、親知らずは抜かずに、正しい歯磨きを丁寧に行なうという考え方もあります。もし他の歯を抜くことになってしまっても、親知らずを含めた奥歯があれば、食事や顎の健康に役立つとされています。

歯には噛むという役割があります。他の歯と同じようにまっすぐに生えていて、噛む役割を果たしているのであれば、抜く必要はありません。小さな虫歯や歯茎の炎症が起こってしまっても、周りの歯に影響がないので抜歯しない、と歯科医が判断することもよくあります。

妊娠中の親知らず

妊娠中の親知らず

妊娠の前に親知らずを抜いておく、という考え方があります。妊娠中のつわりの時期は、吐き気により歯磨きに抵抗があり、親知らずに磨き残しができてしまいます。また、ホルモンの影響で虫歯にもなりやすくなります。この二つが大きな理由です。