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歯科技工士とは



歯科技工士とは、歯科医師の指示のもと、失われた歯の一部分や歯の形、機能を回復する仕事を行なう専門職です。歯科技工士になるためには、養成機関で2年以上にわたる知識と技術の習得後、国家試験に合格する必要があります。

歯科技工士の定義

歯科技工士の定義

歯科技工士法の第1章第2条では、歯科技工士の任務を、「特定人に対する歯科医療の用に共する捕てつ物、充てん物または矯正装置を作成し、修理し、または加工すること」と定義づけています。ただし「歯科医師(歯科医業を行なうことができる医師を含む)がその診療中の患者のために自ら行なう行為を除く」としています。

歯科技工士の業務

歯科技工士の業務

美しく整った歯は、食べ物をおいしく食べるために欠かせません。また一方で、近年の歯学では、歯の欠損によりかむ能力が低下すると、全身の健康に影響を及ぼすと考えられています。加えて、審美的な観点からも、歯並びや歯の形、色に対する意識も高まっています。歯科技工士は、入れ歯や差し歯、金冠、矯正装置などの製作・修理に携わることで、それら欲求に応えています。

歯科技工士は主に下記のような物を作成します。

クラウン

歯の形や機能の回復を目的として、歯全体に被せる人工の冠のこと。一般的には「差し歯」や「被せ物」とも呼ばれます。クラウンは金属で作られた物の他、プラスチックやセラミックスなど様々な種類があります。

ブリッジ

歯の無いところに、歯の形と機能を回復するため、両側の歯を土台として橋脚のように金属でつなぐ人工の歯のこと。2本連続した欠損を補うロングスパン型ブリッジや、2本の連続した歯を土台にしてその隣の人工歯を支える延長型ブリッジなどがあります。

局部床義歯(部分入れ歯)

部分的に失った歯を補うため、残っている歯や顎を土台として、歯の形や機能の回復をすること。一般的に人工歯の両脇にバネが付いており、そのバネを健康な歯に引っ掛けて固定します。

総入れ歯

歯をすべて失った際の選択肢となるのが総入れ歯です。

インプラント義歯

インプラントとは欠損した歯を補うため、顎の骨に支柱となる人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を固定する方法。歯科技工士は、インプラント義歯の製作にも携わります。

矯正装置

歯列を整えたり、顎の位置のずれをもとに戻したりする際に、適切な位置に固定するための装置を指します。取り外しができる物、歯に直接装着する物があり、患者にあわせて製作します。

歯科技工士になるには

歯科技工士になるには

歯科技工士になるためには、高等学校を卒業後、歯科技工士養成機関である国立大学附属学校、国立大学歯学部附属学校、地方自治体の公立学校、私立大学歯学部附属学校、私立医師会立学校、歯科・医療関係者による私立学校へ進学します。専修(専門)学校の形態が多いですが、4年生大学や短期大学もあります。養成機関に求められる修業年限は2年生以上です。

養成機関を卒業すると歯科技工士国家試験の受験資格が得られ、毎年2月中旬から3月中旬にかけて都道府県ごとに行なわれる「学説試験」と「実地試験」に合格すると、歯科技巧士免許証が与えられます。

日本歯科技工士会

日本歯科技工士会

日本歯科技工士会は1955年(昭和30年)に創立された社団法人であり、歯科技工に関する知識及び技術の進歩発達を図るとともに、歯科技工の質の確保及び向上に係る事業等を推進することにより、歯科医療及び口腔保険等の増進に居することを目的としています。

現在は歯科技工士を対象とした研修事業や、国際交流事業、普及啓発活動などに取り組んでいます。