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病院・医院情報

診療収入が多い科とは ~病院開設時のポイント~



病院の収入は、診察科によっても異なります。医療機関を開設するときに、もちろん、収入の多さだけで診療科を選ぶわけにはいきません。むしろ、現在は、収益が最も高額とされる循環器外科などは、手術を実施する施設数を減らし、1施設当たりの手術数を増やす「集約化」の時代に突入したと言われています。病院には、地域のニーズや収支を見極め、周囲の医療機関の連帯を考えながら、開設する診察科を厳選し、絞ったり増やしたりといった対応が求められています。

入院単価が高い科とは

入院単価が高い科とは

全国公私病院連盟・日本病院会による2010年(平成22年)6月の病院経営実態調査を見ると、病名と診察行為の組み合わせによって1日の入院費が決まる包括払い(DPC)方式を導入している病院以外では、入院患者1人当たりの診察収入が診療科別で最も高額だったのは、循環器外科(心臓血管外科)で12.63万円でした。次いで、小児外科7.63万円、呼吸器外科7.28万円、放射線科6.44万円、循環器内科5.15万円でした。

反対に、最も少なかったのは精神科で1.56万円でした。また、皮膚科は2.97万円、内科は2.75万円、呼吸器内科は3.08万円で、少額でした。

包括払い(DPC)方式を導入している病院も、同じような傾向が見られます 。

外来で高額な科とは

外来で高額な科とは

外来患者1人当たりの診察収入が最も高額だったのは放射線科で2.01万円でした。他には、泌尿器科1.66万円、呼吸器外科1.62万円、呼吸器内科1.36万円、消化器内科1.24万円、内科1.25万円、外科1.18万円なども高額で、いずれも外来患者1人当たりの診察収入が月1万円を超えています。

一方で、リハビリ科、皮膚科、耳鼻咽喉科は、それぞれ3.8千円、3.8千円、5.3千円と、収入が少ない傾向が見られます 。

医師別外来で高額な科とは

医師別外来で高額な科とは

医師1人当たりの診察収入(月額)で見ると、入院で多いのはリハビリ科で47.2万円、循環器外科42.5万円でした。次いで、脳神経外科34.8万円、整形外科34.7万円、神経内科33.5万円、消化器外科32.3万円となりました。

外来で医師1人当たりの収入が多いのは順に、泌尿器科27万円、肛門外科18.7万円、内科16.3万円、眼科13.6万円でした。

医師1人当たりの外来患者数が多い科とは

医師1人当たりの外来患者数が多い科とは

医師1人が扱う入院患者数で最も多い診療科は、精神科でした。次いで、リハビリ科、整形外科、肛門外科、脳神経外科などでした。反対に入院患者数が少ないのは、放射線科や麻酔科などでした。

医師1人が扱う外来の患者数で最も多い診療科は皮膚科で、次いで、耳鼻咽喉科、リハビリ科、肛門外科、泌尿器科などでした。少ないのは、麻酔科、小児科、循環器外科(心臓血管外科)、呼吸器外科、放射線科などでした。