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病院・医院情報

医療費を抑え、スムーズに治療を行なう
医療の組織化に国も頑張っていた



国は、国民医療費を効率的かつ効果的に利用し適正化するため、病院の機能分化を進めています。

病院の機能分化は医療費の効率的な利用が目的

病院の機能分化は医療費の効率的な利用が目的

病院の機能分化により、診療所は外来機能、大病院は高度急性期医療を中心とした入院医療に力を入れるようになりました。また、一般病院は、急性期医療を中心に提供するか、慢性期医療を中心に提供するかを選択しなければならなくなりました。

かつて病院の病床は、「精神病床」「結核病床」「伝染病床」「その他の病床」の4つに分けられているだけで、大部分を占める「その他の病床」には、急性期の患者と慢性期の患者が混在していました。

2003年9月に病床区分が行なわれ、「その他の病床」は、「一般病床」と「療養病床」に分けられました。なお、一般病床は、さらに、「高度急性期」「一般急性期」「亜急性期」へと機能分化が図られています。

①病院には、一般、特定機能、療養病床の3種類がある
病床数が19床以下の医療機関を「診療所」、病床数が20床以上の医療機関を「病院」と言います。また、機能別に「一般病院」「特定機能病院」「療養型病院」の大きく3つに分けられます。
②機能分化による効果
国によれば、高度急性期の病床を18万に限定し、医療資源を集中投入することにより、平均在院日数を現状の19~20日程度から、15~16日程度に短縮を図れるとしています。これを実現するために、スタッフ数を現在の一般病床平均と比較して2倍とすることを提言しており、これにより、1日あたりの患者が2割程度減少し、高度急性期医療のニーズは1日16万人程度になると試算しています。
一方、一般急性期については、平均在院日数を9日程度に短縮するとし、病床数を35万床と仮定しています。職員数など医療資源投入量は現在の一般病床平均と比較して1.6倍程度を見込んでおり、1日あたりの患者は3割程度減少し、一般急性期医療のニーズは1日33万人程度になると試算しています。
③入院期間の短縮化
他の先進諸国と比べて入院日数が長いことも、医療費の増大の一因と考え、国は、入院期間の短縮化を図ろうとしています。
通算入院日数が180日を超すと診察報酬が減額され、患者が選定療養費を支払うようになったのも、病院の機能分化を進め、一般病床の入院日数を減らすためです。
④社会的入院の削減
療養病床では、本来医療の必要がない社会的入院の患者が5割いるとされ、それを減らすために、2003年当時約38万床あった療養病床を2011年度末までに6割削減し15万床にしようとしました。
しかし、在宅医療や介護施設など受け皿の整備が進まないまま療養病床を削減することへの批判が高まり、2011年度末に行なわれる予定だった介護療養型医療施設の廃止は、2017年度末までに延期されています。