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病院・医院情報

上手な医薬品の検索法 ~情報収集をしよう~



疾病に対してより高い効果が得られたり、不治の病が治せるようになったりと、医療の進歩において新薬の開発は欠かせません。日々登場する多種多様な医薬品の中から、病院はどのように情報を収集し、選定・採用しているのでしょうか。製薬会社のMR(Medical Representative=医師や薬剤師に新薬の情報を提供する社員)と病院の医師や薬剤部の関係を通して、新薬採用の流れを確認してみましょう。

製薬会社のMR

製薬会社のMR

医薬品を開発・製造する製薬会社は、国内だけで2,000社を超えていると言われています。臨床試験で有効性と安全性が確認された新薬は、厚生労働省への承認申請、審査を経て市場への流通が認められます。新薬が発売されると、製薬会社のMRが病院を訪れ、新しい薬の成分や薬効について説明をします。MRの仕事内容は厚生労働省令に定められており、同省が認可した財団法人医薬情報担当者教育センターが実施する認定試験も用意されています。

病院の医師や薬剤部

病院の医師や薬剤部

病院の薬剤部には、薬の専門家である薬剤師が在籍し、調剤や患者への医薬品情報の提供などを行なっています。また新薬の採用を決めることも、薬剤部の大切な仕事のひとつです。MRが新薬の情報提供をすると、まず医師がその薬を採用するか判断し、そののちに薬剤部が新薬を受け入れるか決定、さらに薬事委員会で承認をされたあとに採用となります。

新薬採用のポイント

病院の医師や薬剤部

MRによって医薬品の情報を収集した病院は、次に新薬を採用するか検討します。採用にあたっては主に下記の項目が判断材料になります。

①薬剤の有効性
新薬が疾病に対してどの程度有効で、既存薬との違いはどれぐらいなのかを確認します。
②副作用の有無、程度
副作用としてどのような症状が現れるのか。また、その程度はどれぐらいなのかを確認します。
③患者の支払い負担
高額な医薬品であると患者の支払い負担が増額するため、慎重に検討します。
④使用期限、取扱方法
医薬品の使用期限が短ければ仕入れの頻度が高まるため、特に薬剤部では使用期限も採用のポイントとなります。また、取扱方法が複雑な医薬品は患者の使用ミスにつながることもあるため、敬遠されがちです。
⑤商品名、パッケージ
類似の商品名やパッケージがある場合、処方ミスや調剤ミスにもつながる危険性があるため、医薬品の名称やパッケージもチェックポイントとなります。
⑥他の病院での採用状況
他の病院でどの程度薬が採用されているかを確認します。多くの病院で採用されている医薬品であれば、安心度も高まります。

薬事委員会とは

薬事委員会とは

病院の薬事委員会は、医師や薬剤師、看護師、事務で構成されることが多く、医薬品の新規採用やすでに使用している医薬品の変更や中止、医薬品を取り巻く情勢などについて話し合われます。なお薬事委員会を経て採用が決定した医薬品であっても、医師は患者の状況に応じて薬の使用を判断するため、必ず処方されるとは限りません。

病院によっては、薬事委員会の結果をホームページなどで公表しているところもあります。気になる医薬品があれば、かかり付けの病院でその情報が得られるか、調べてみるのも良いでしょう。