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実はいろいろな場面で使われているレーザー治療



レーザー治療とは、1色の光を取り出して増幅させ、発生する熱エネルギーにより組織の切開などを行なう治療法です。ひとえにレーザーといっても種類は様々で、一般的に医療現場で使われているレーザーは、手にあたっても痛さや熱さを感じません。近視矯正治療を目的とした眼科、歯周病治療を目的とした歯科、花粉症治療を行なう耳鼻科、あざやシミの治療を行なう美容外科、整形外科など、幅広い分野で活用されています。

レーザーの歴史

レーザーの歴史

1917年(大正6年)、相対性理論で知られるアインシュタインは、レーザーの理論につながる「誘導放射」を提唱しました。誘導放射とは、原子や分子が外部からの電磁波を受け、その強さに比例して同じ電磁波を放出する現象を指します。その後1954年(昭和29年)にアメリカのベル研究所が、レーザーのもととなるメーザーを発明。これは誘導放出によって発生するマイクロ波であり、分子構造の解析などに現在も利用されています。そして1960年(昭和35年)、アメリカの科学者メイマンがレーザーを発明し、以降、様々なタイプのレーザー機器が登場します。

レーザーの特徴

レーザーの特徴

レーザーにはいくつか特徴があります。まず挙げられるのが「単色性」で、レーザー光の色は波長で決まり、同じ波長の光子の集まりなので単色(=単波長)です。次は「指向性」で、通常光は八方に広がりますが、レーザー光は平行して同じ方向に進みます。最後に「集光性」が挙げられ、強いレーザー光をレンズで絞ることができます。なお、太陽光はレンズで絞ると焦点がほぼ決まりますが、実際は一点に集光しておらず、像を結んでいます。一方でレーザー光は、波長のオーダーまで(回折限界まで)レンズで絞って高いエネルギーを得ることが可能で、そのエネルギーは金属を溶かすこともあります。

レーザー機器の種類

レーザー機器の種類

レーザー機器には様々な種類があります。ここでは代表的なレーザー機器を紹介します。

①炭酸ガスレーザー
二酸化炭素を用いる気体レーザー。波長106,000nmの遠赤外線であり、細胞内の水と反応すると熱エネルギーを発生し、蒸発や蒸散により組織を削ったり、切開したりします。
②ルビーレーザー
宝石のルビーを使った固定レーザー。メラニン色素の細胞のみ反応するため、シミやそばかす、あざの治療に利用されます。
③アレキサンドライトレーザー
ルビーレーザーと同様に宝石を利用したレーザー。メラニン色素に反応する性質を生かして、シミの治療の他、脱毛にも利用されます。
④ダイオードレーザー
半導体を利用したレーザー。免疫力を正常化させる効果も期待できるため、傷跡の修復や、自律神経失調症、毛細血管拡張症の治療などに用いられます。

レーザー治療の利用シーン

レーザー治療の利用シーン

レーザー治療は様々な部位や分野で利用されています。近視矯正、糖尿病性網膜症、花粉症、いびき・睡眠時無呼吸症、歯周病、ホワイトニング、シミ・そばかす・ほくろ・いぼ、椎間板ヘルニア、痔、下肢静脈瘤、脱毛、前立腺肥大などが主な例です。

レーザー治療の費用

レーザー治療の費用

レーザー治療には保険診療が可能な物とそうでない物があるため、注意が必要です。例えばほくろの場合、医師が「治療が必要」と判断すれば保険適用に、悪性の疑いや危険性が高くない場合は保険適用外になります。また、シミの治療でも、シミの種類によって保険が適用されるケースもあります。なお、2011年1月から下肢静脈瘤に対するレーザー治療は保険診療が可能になりました。自由診療の場合、高額になる恐れもありますので、事前にレーザー治療にかかる費用は受診する病院やクリニックに確認をしておきましょう。