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胃腸の様子が丸分かり こんなに見える内視鏡



内視鏡検査とは、口や鼻、肛門などから体内に小型のカメラと器具を入れ、モニターを見ながら消化器をはじめとする患部の状態を見ることができる検査です。技術が進み、近年は大腸のポリープなどの組織採取や、早期の食道がんや胃がん、大腸がんを焼き切るといった治療にも内視鏡が使われるようになっています。

内視鏡検査のしくみ

内視鏡検査のしくみ

内視鏡検査の機器は、映像を撮影したり治療したりするためのビデオスコープ部分と、映像を確認したりスコープを操作したりするためのシステム本体に分かれます。

現在、広く使われている内視鏡は、光ファイバーの技術を応用した物です。内視鏡のファイバーは、光を出す「光源」と、内部を見るためのレンズである「対物レンズ」、空気や水を出す「ノズル」、そして組織の採取や治療を行なう器具が通る「鉗子口(かんしこう)」から構成されます。

内視鏡の歴史

内視鏡の歴史

内視鏡の歴史をたどると、その原型は古代ギリシャ・ローマ時代に見ることができます。最初に身体の中に管を通して検査をしたのはボチニで、1805年のことでした。ボチニは導光器という器具を製作し、咽頭や直腸の観察を行ないました。その後、様々な試みを経て機器の先端にカメラがついた「胃カメラ」が普及。極小のレンズとフィルムを使用して胃の内部を撮影する物で、胃がんの早期発見に大きく貢献しました。1960年代に入ると、光ファイバーを利用した撮影が採用されるようになります。当初は一人の医師のみの観察でしたが、やがてモニターに映すことで複数の医師が見ることができるようになった上、さらに画像もより高解像度化されました。また、スコープの直径も徐々に小さくなり、痛みが少ない、鼻から入れる経鼻内視鏡検査も普及してきています。さらに薬のカプセルにカメラを内蔵したカプセル型内視鏡も未来の内視鏡検査として期待を集めています。

内視鏡検査の利用シーン

技術の進歩により内視鏡で観察できる場所が広がっています。ここでは、日本医療機器産業連合会による内視鏡検査の種類を紹介します。

内視鏡検査の種類

内視鏡検査の利用シーン
  1. 脳内用スコープ
  2. 耳鼻咽頭用スコープ
  3. 胸腔鏡(ソラコスコープ)
  4. 気管支用スコープ
  5. 上部消化管汎用スコープ
  6. 腹腔鏡(ラパロスコープ)
  7. 十二指腸スコープ
  8. 膵管鏡
  9. 胆道鏡
  10. 小腸内視鏡
  11. 大腸用スコープ
  12. 直腸鏡
  13. 経皮的腎盂鏡(パークテイニアスネフロスコープ)
  14. 膀胱尿道鏡・尿管鏡(ウレテロレノスコープ)・前立腺切除鏡(レゼクトスコープ)
  15. 子宮鏡(ヒステロスコープ)・羊水鏡(アムニオスコープ)・骨盤腔鏡(クルドスコープ)
  16. 関節鏡

最も多く利用されているのは、食道や胃、十二指腸、大腸などの消化器を検査する内視鏡です。

治療に応用される内視鏡

内視鏡検査の種類

内視鏡は処置具を組み合わせることにより、様々な処置や治療が可能となります。処置具の種類はおよそ500種類にのぼり、その中には病変部を切り取るワイヤやクリップ、狭い部分の内壁から細胞を採取するブラシ、細い管に詰まった結石を粉砕するバスケットなどがあります。近年は早期のがん治療に内視鏡による検査、治療の流れが活用されています。

内視鏡検査の費用

治療に応用される内視鏡

内視鏡検査は保険の適用対象になります。上部内視鏡の検査費用は、1割負担で約2,000円、2割負担で約4,000円、3割負担で約6,000円。下部内視鏡の検査費用は、1割負担で約2,500円、2割負担で約5,000円、3割負担で約7,500円です。診察料や投薬料は含んでおらず、また治療の場合は別途費用が必要になります。