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内科から産婦人科まで エコー検査の仕組みと流れ



エコー検査とは、対象物に超音波を当ててその反射波(エコー)を受信し、コンピューターで映像化する検査法であり、「超音波検査」とも呼ばれています。機器が小さく医療機関の規模を問わないうえ、体への負担が少ないため、内科から産婦人科まで幅広く利用されています。

エコー検査のしくみ

エコー検査のしくみ

エコー検査は物理の波動の原理を利用した検査法です。状態を見たい臓器の辺りの皮膚の上からプローブ(探触子)を当て、超音波を出して波が返ってくるまでの時間によって深さを測定。異物がある部位は、ない部位よりも早く波が返ってきます。異物の有無だけではなく、多きさや深達度を調べることができ、またリアルタイムに動く臓器の様子を見ることもできます。X線検査やMRI検査のように、放射線や磁気を使わず、検査を受ける人の苦痛も少ないのが特徴です。

検査の前には皮膚とプローブの間に空気が入らないよう、ゼリーを塗ります。通常、検査台に横たわって検査をしますが、座ったまま検査を受ける場合もあります。検査時間は調べる場所によって異なりますが、10分~30分程度と短時間です。

エコー検査の利用シーン

エコー検査の利用シーン

エコー検査で調べられる臓器は多岐に及びます。甲状腺や腎臓、肝臓、膵臓、心臓、前立腺、乳房、子宮や卵巣など、脳以外はほとんどの臓器が調べられるといって良いでしょう。妊婦検診で胎児の様子を確認する際にも、エコー検査が多く利用されている他、胆石や早期の肝臓がんの発見にもエコー検査は有効です。また、近年は検査機器が進化し、これまで調べられなかった胃や腸といった消化器官も検査できるようになりました。なお、産婦人科によっては、3Dによる立体画像に時間の概念を加え、胎児が動く様子を撮影する4D画像が見られるところもあります。機器の小型化も進んでおり、持ち運びできるポータブル式のエコー装置も登場し、被災地での検診などで力を発揮した例もあります。

エコー検査時の注意点

エコー検査時の注意点

腹部内に空気が多くあると画像が不鮮明になることがあるため、通常、検査は絶食の状態で行ないます(水分の摂取は可能、心臓や甲状腺、頸動脈(けいどうみゃく)などのエコー検査の場合は絶食不要)。膀胱の検査の場合、尿がたまっているほうが観察しやすい場合があるため、排尿は検査後まで控えましょう。

なお造影剤を使うエコー検査の方法もあります。造影腹部超音波検査などと呼ばれる物で、ソナゾイドという造影剤を腕から注射しながらエコーを当てます。肝臓にできた腫瘍の動態を見るのに有効とされますが、ソナゾイドは卵成分を含むため、卵アレルギーの人は検査を受けられません。

エコー検査の費用

エコー検査の費用

原則として医師が検査の必要を認めた物は保険適用となりますが、患者側が病気とは関係なく調べるエコー検査は保険適用外になることもあります。そのため妊婦検診でのエコー検査は通常自費となりますが、切迫流産など妊婦や胎児に問題がある場合は保険適用となることが多い状況です。自治体によっては助成制度があるため、利用することで負担が軽減できます。