施設検索/ホームメイト・リサーチ

ご希望の病院・クリニック・医院情報を無料で検索できます。

ドクターマップ

病院・医院情報

がん予防におすすめのPET検査って?



PET検査とは、人体から検出されるガンマ線を測定する検査であり、「がん」の診断に最も多く使われています。また、血流をみることにも適した検査法であるため、脳の活動や機能を調べたり、心筋の状態を見たりするときにも利用されます。

PET検査のしくみ

PET検査のしくみ

PETとは「Positron Emission Tomography(陽電子放射断層撮影)」の略。人体から検出されるガンマ線は、電子と陽電子が衝突することで発生します。PET検査はこの特徴を応用した物で、検査に際してはまず、動きを知りたい薬に陽電子を出す放射性同位元素を入れて体に注射します。その後、薬剤が体内に広がるまで休憩してから検査台に上がり、放射線を検出するカメラが付けられた装置によって、180度方向に2本同時に出てきたガンマ線を測定します。

初期のPET検査は感度がそれ程高くありませんでしたが、第2世代の検出器ではより広角に撮影できるようになり、感度も向上しました。さらに第3世代となり、PET画像とCT画像を組み合わせたPET-CTと呼ばれる検出器が登場しています。PETとCTを組み合わせることにより、臓器の境界線なども明確に分かるようになりました。

PET検査でなぜ「がん」が分かるのか

PET検査でなぜ「がん」が分かるのか

PET検査は投与した薬の動きを確認し、体の中の様々な機能や病気を調べることができますが、最も応用されているのが「がん」の診断です。がん細胞は正常細胞よりも多くのブドウ糖を取り込む性質があります。そこでブドウ糖に放射性フッ素を付けたフルオロデオキシグルコース(FDG)と呼ばれる薬剤を注射し、その後FDGの動きを確認します。がん細胞には正常細胞よりも多くのFDGが集まるため、放射密度が高いところを調べることで、がんの場所や大きさ、状態を知ることができるのです。しかしPET検査で確実にがんが発見されるとも限らないため、必要に応じて従来のX線検査などが組み合わせられます。

活用広がるPET検査

活用広がるPET検査

がんの発見や状態確認に活用されているPET検査は、その役割を広げつつあります。例えば、がんの機能や性質を調べることで、今後のがん治療に役立てる研究も進行中です。また認知症の原因究明など、脳の状態を調べるためにも利用されている他、薬の体内での詳細な動きや変化を確認し、新薬の開発に活用する動きもあります。このように、PET検査は病気の診断だけではく、医学の発展にも役立てられています。

PET検査の費用

PET検査の費用

PET検査はがんの診断に対する有効性が認められ、2002年4月より保険診療が可能となりました。病院や診療所によって検査費用は異なりますが、一通り全身の状態を調べるPET検査では、10万円前後の費用が必要なこともあります。また、CT検査やMRI検査を組み合わせることもあるため、その場合はさらに高額になります。検査機関によってはカードでの支払いや分割払いに対応しているところもあるため、支払い方法について事前に確認をしておくと良いでしょう。