施設検索/ホームメイト・リサーチ

ご希望の病院・医院情報を無料で検索できます。

ドクターマップ

病院・医院情報

病院の入院費用とその内訳



病気やけがで入院することが決まった場合、身体のことはもちろんですが入院費用も気になります。健康保険に入っていれば医療費の自己負担は3割なので、外来診療の場合はほとんどが数千円の支払いで済みます。しかし、入院となれば3割負担とはいえども高額な費用になる他、最先端医療を受ける場合は全額自己負担になることもあります。支払い時に慌てないよう、概算額をしっかり把握しておきましょう。

保険が適用される物

保険が適用されるもの

入院費用は患者が加入している健康保険によって、診療費の1~3割が自己負担です。保険が適用される費用には、「入院基本料金」と「入院治療費」があります。

①入院基本料金
「入院基本料金」とは、どの医療機関に入院しても必ず掛かる経費です。入院する病棟の種類(一般病棟、療養病棟、精神病棟、特定機能病棟など)、平均在院日数、診察料、看護配置(看護師配置比率)、室料、寝具代などから、「1日あたりの入院費用」という設定をもとに算出されます。
②入院治療費
  • 検査料…実施料、判断料
  • 手術料…麻酔や薬剤料、材料費なども含む
  • 投薬料…薬剤料、処方料(医師)、調剤基本料・調剤料(薬剤師)
  • 注射料…薬剤料、技術料
  • 画像診断料…撮影料金、フィルム代、診断料金
  • 処置料
  • リハビリ料

保険が適用されない物

保険が適用されないもの

入院診療で必要な費用でも、保険が適用されない物があります。

①差額ベッド代
5人以上の大部屋ではなく、一般の病室よりも条件の良い病室に入った場合の差額料金は自己負担です。ただし個室や少人数部屋は必ず差額ベッド代が発生するということではなく、部屋の広さや設備など一定の条件を満たした病室が「特別療養環境室」と呼ばれ、差額を徴収しても良いことになっています。病院の都合により、個室しか空いていない場合は差額の支払いはありません。
②食事負担額
加入している保険の種類に関係なく、食事代は1日あたり1,920円と決められています。患者が負担する金額は、1食あたり260円なので、1日(朝昼晩)の食事負担額は780円です。
③その他
診断書などの文書料、テレビ視聴料、パジャマや洗面用具、食器などの生活雑貨代が掛かります。
④先端医療の技術料
先端医療とは、一般の医療水準を超えた最新の医療技術を用いた医療行為のことです。先端医療の技術料は全額自己負担ですが、診察料や検査料などの基礎的な部分は保険が適用されます。
ただし、研究・開発段階で「先端医療」に認定されていない新しい治療法を受ける場合は、保険の給付対象ではないため、診察料や検査料も全額負担です。

高額療養費制度と限度額適用認定証

高額療養費制度と限度額適用認定証

医療機関で支払う医療費が高額になる場合は、助成制度があります。申請することで、払い戻しや負担額を一定にとどめることができます。

①高額療養費制度
医療機関で支払う自己負担額が自己負担限度額を超えた場合、超えた額が「高額療養費」として支給される制度があります。限度額は、世帯所得・年齢によって算出方法が異なります。
②限度額適用認定証
あらかじめ医療費が高額になると見込まれる場合は、事前に「健康保険限度額適用認定証」を申請しておきます。この認定証を提示することにより、ひとつの医療機関ごとにかかる入院費用の負担額が、国が定める自己負担限度額までとなります。限度額は世帯所得や標準報酬額によって決められています。