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最速の医療処置の要!クリティカルパスとは?



クリティカルパス(クリニカルパス)を導入し、治療の流れとスケジュールを明確にする病院が増えています。患者側からしてみると今までは、いつどのように治療をするのかが分からないという問題点がありましたが、クリティカルパスの導入により、治療や検査のスケジュールが一目瞭然になります。病院側にとっても、患者や家族にとっても大きなメリットがあります。

クリティカルパスとは

クリティカルパスとは

クリティカルパスとは、入院患者の検査や手術、投薬などの診療計画をまとめた表で、治療や検査、看護ケアなどの内容を縦軸に、時間の経過を横軸にとり、診療の計画を二次元構造で示した診療計画表のこと。もともとは、1950年代に米国の工業界で導入されはじめ、1990年代に日本の医療機関においても一部導入されました。近年徐々に浸透してきています。

クリティカルパスを使用するメリット

クリティカルパスを使用するメリット
①インフォームド・コンセントの充実
インフォームド・コンセントとは、医者が患者に入院中の診療計画を明示し、その上で患者から同意を得ることをいいます。治療を始める前に分かりやすく説明を受けることで、患者は退院のめどや費用、治療方法などを把握でき、安心して入院生活を送ることができます。
②医療の質の向上
病院はクリティカルパスをもとに治療を進めていくため、薬の間違いや手順のミスを未然に防ぐことができます。また、患者への説明がスムーズになり、チームでの問題点の共有も可能です。
③医療費の削減
クリティカルパスを作成し、病院の業務内容が明確化されることで、適切かつ効率的な治療が実現。その結果、在院日数が減って医療費の削減にもつながります。

地域連携クリティカルパスとは

地域連携クリティカルパスとは

院内で機能しているのが「院内クリティカルパス」で、それとは別に地域の医療機関の間で協力関係を作り、機能させる「地域連携クリティカルパス(地域連携パス、地域連携診療計画)」もあります。

近年では、各地で地域連携クリティカルパスを作る動きが広まっています。これは、切れ目のない医療・介護サービスを提供するための道筋を示すナビゲーターの役割を果たす物で、医療機関同士の連携や訪問看護ステーション、介護サービス提供者など多職種の連携をスムーズにします。急性期病院から回復期病院を経て早期に自宅に帰れるような診療計画を作成し、回復過程に沿って利用できるサービスの道筋を示した物で、治療を受けるすべての医療機関で共有して利用します。

地域連携クリティカルパスのメリット

地域連携クリティカルパスのメリット

地域連携クリティカルパスには、サービス提供者用と利用者用があります。患者の通院できる二次医療圏単位で作成することが多いようです。地域連携クリティカルパスを作る地域では、病院や診療所、訪問看護ステーション、介護保険施設、在宅介護支援センターなどの代表者が集まって作ります。それぞれの役割分担を明確化し、施設ごとの診療内容と治療経過、最終ゴールなどを診療計画として明示することで、患者の情報共有もでき、連携がスムーズになってきています。回復期病院では、患者がどのような状態で転院してくるかを把握できるため、改めて状態を観察することなく、転院してすぐにリハビリを開始できます。

なお、利用者にとっても、自分の状況や必要なサービスが分かりやくなるというメリットがあります。また、急性期病院から在宅、あるいは介護施設や回復期病院への移行がスムーズになります。