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医療施設の種類「地域医療支援病院」



地域医療支援病院とは、地域医療を支える拠点として設けられた医療機関です。地域医療支援病院における医療提供は紹介患者が中心となりますが、かかり付け医への逆紹介、医療機器等の共同利用など、様々な形で地域医療連携体制の中核を担っています。

地域医療支援病院の定義

地域医療支援病院の定義

医療施設機能の体系化の一環として、患者に身近な地域で医療が提供されることが望ましいという観点から、1997年(平成9年)の医療法第3次改正で地域医療支援病院が制度化されました。紹介患者に対して医療を提供する他、医療機器等の共同利用を通じて地域医療を担う、「かかり付け医」や「かかり付け歯科医」などを支援する能力を備え、地域医療の確保を図る病院としてふさわしい構造や設備などを有する物について、都道府県知事が承認します。

承認の具体的な要件は医療法第4条(具体的には医療法と厚生労働省令)に記されており、原則として開設主体が国、都道府県、市区町村、社会医療法人、医療法人などであること、紹介患者中心の医療を提供していることとして、紹介率や逆紹介率の具体的な数字が設定されています。

その他、原則として200床以上の病床や地域医療支援病院としてふさわしい施設、救急医療を提供する能力などが求められます。こうした要件を満たした地域医療支援病院が、2012年(平成24年)1月1日現在で全国に386病院あり、その承認数は年々増加しています。

地域医療支援病院の役割

地域医療支援病院の役割

地域医療支援病院には、医療の地域連携を支援する病院として、様々な役割が求められています。かかり付け医への逆紹介も含めた、紹介患者への医療の提供、医療機器の共同利用の実施、救急医療の提供、地域の医療従事者に対する研修の実施、在宅医用の支援などがあります。

紹介患者への医療提供の他、患者の症状に応じて医師を確認した上で、かかり付け医などへの逆紹介を行なっています。また、この取り組みを促進するため、近隣地域の開業医とのネットワークづくりや、紹介前後の積極的な情報提供、院内の体制整備なども進めています。

これに加えて、医療機器の共同利用を促す広報活動や設備投資を実施。地域の医療従事者の資質向上のためには、地域の医療機関との定期的な勉強会や研修会、及び県内外の病院から派遣される医師の実習や短期研修の受け入れ、訪問看護師の院内での研修、老健施設や老人ホームへ職員を派遣しての研修なども行なっています。また、医師不足の病院へ医師を派遣するなど、地域医療連携体制の構築で果たす役割も大きい医療機関です。

指摘されている課題

指摘されている課題

地域医療支援病院は地域で必要な医療を確保し、地域の医療機関の連携を図る拠点であることから、地域の医師確保対策への一層の協力が求められています。また、今後の高齢化にともない、在宅医療が増加する傾向にあります。それをサポートするためにも、在宅療養支援診療所との連携の強化などを行なう必要があるとの指摘もあります。