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医療施設の種類「総合病院」



「総合病院」は、一般的に多数の診療科を有する大病院の総称として使われています。以前は様々な条件を満たした病院のみが認可されていましたが、現在は法律上で「総合病院」という分類はありません。

総合病院の成り立ち

総合病院の成り立ち

総合病院の成り立ちとしては、個人の診療所や医院から始まり、有床診療所、中小病院を経て、大病院(総合病院)へと規模を拡大するパターンが多く見られます。病院の拡大には資金や人材が必要で、リーダーシップとカリスマ性を備えた経営者が手腕をふるう病院などが規模を拡大していきました。このような大病院は入院や手術を必要とする病気やケガ、長期入院を必要とする慢性病の治療、救急医療などで地域医療の中核的役割を多く担っていきます。

総合病院の定義

総合病院の定義

地域の中核的医療拠点となる大病院は、1997年(平成9年)まで、総合病院として医療法で定義されていました。100以上の病床数(ベッド数)と、最低でも内科・外科・産婦人科・眼科・耳鼻咽喉科の5つの診療科を持ち、さらに化学・細胞・病理の検査施設、病理解剖室、研究室、講義室、図書室、その他省令で決める施設を備えており、都道府県知事の認可を受けた物が総合病院とされていました。

1997年(平成9年)の医療法改正により、地域医療支援の役割を果たす地域医療支援病院が誕生したことで、法律上での総合病院という分類は廃止されました。(かつての総合病院の中で、病床数が200以上の病院は地域医療支援病院の承認を受けているところもあります。)

現在では、多くの診療科を備えている、地域の中心となる大病院である、といった理由から総合病院と称している病院も見られます。

総合病院の特徴

総合病院の特徴

かつて総合病院では、診療科ごとに診療報酬明細書が作成され、高額療養費の計算も各診療科を別の保険医療機関であるとみなして計算されていました。そのため、70歳未満の患者では、一部負担金相当額が21,000円以上の診療報酬明細書のみが高額療養費の積算対象であるので、高額療養費が患者の不利に計算されることがありましたが、2010年4月診療分以降は、総合病院についても病院ごとに診療報酬明細書が作成されることとなりました。

総合病院は多くの診療科と病床を備えていることが多いため、外来診察のあとに検査や入院が必要となった場合でも同病院内で対応できる可能性が高くなります。

複数の疾患を抱えているなど、単科病院では対応できない患者を受け入れることも多くあります。また、別の施設での治療などが望ましい場合でも、地域の中核的な存在となっていることが多いため、連携もスムーズです。経営主体にもよりますが、資金面でも余裕があり設備が十分に整えられている施設も多く見られます。

スタッフの面でも、いくつかのメリットが挙げられます。給与や福利厚生などが手厚いことから、長年継続して勤務する経験豊富なスタッフが多く、安心して治療や療養を受けることができます。

また、複数の診療科があることで、スタッフが様々な症例に通じていることも多く、質の高い医療を受けられるといった点もあります。規模が大きいために教育システムも充実しており、医療の質の向上に良い影響をもたらしています。