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病院・医院情報

医療施設にもいろいろ種類がある!
病院と医院・クリニック・診療所の違いとは



いずれも医療機関である病院と医院・クリニック・診療所の違いは、規模や診療内容などの違いにより明確に区別されています。かつて、病院の多くは診療所からスタートし、規模を拡大してきました。今後はそれぞれの役割に応じて、協力し合う医療体制の構築が期待されています。

病院とは

病院とは
①規模
患者に医療を提供する機関として一般的に使用される「病院」という表現ですが、医療法では「20人以上の患者を入院させるための施設を有するもの」と定義されています。つまり、病床(ベッド)の数が20以上の入院施設を備えた医療機関のことを指します。
②人員配置
病院での医療に従事する医師などの人員についても、定められています。医師3人、薬剤師1人、患者3人に対して看護婦1人を配置することが最低条件となっています。
③診療内容
通院治療の他に、高度な医療技術や機器を必要とする場合や、入院や手術が必要となる病気やケガなどにも対応するため、科学的かつ組織的な医療行為が運営されていることが必要になります。

1992年には、患者の病状に応じて病院を選択しやすくなるように医療法が改正され、病院の機能によって、一般的な治療を行なう「一般病院」、専門的で高度な医療を提供する「特定機能病院」、病床数200以上を備え、地域医療の中核となる「地域医療支援病院」などに区分されるようになりました。

医院・クリニック・診療所とは

診医院・クリニック・療所とは
①規模
医療法の定義では病床数が20以上の病院に対して、病床数が19以下の医療機関が医院・クリニック・診療所とされています。1床でも病床を備える施設は、「有床診療所」、入院施設をまったく持たない診療所は「無床診療所」と呼ばれています。
②人員配置
診療所の人員については、医師が1人必要と定められているだけで、その他について規定はありません。
③診療内容
医師が1人で開業している場合も少なくないため、緊急で入院を必要とする大きなけがや病気の対応は難しいことがあります。
その反面、軽い症状や日常の一般的な病気、健康に関する疑問などに細やかに対応するという初期段階の医療行為(プライマリケア)を行なうという点では、大きな役割を果たしています。

病院と診療所の関係

病院と診医院の関係

日本の医療の歴史では、多くの病院が診療所からスタートし、幅広い患者を診察しながら規模を拡大していったという経緯があります。現在進められている医療改革では、医療機能の分化が中心となっており、「病院は入院中心、診療所は外来中心」という方向付けがなされています。

1985年からは、厚生労働省により施設間の紹介料(診療情報提供料)が設定され、患者の紹介に経済的インセンティブが付きました。これにより病院と診療所が患者を紹介し合うという連携が進んでいます。糖尿病や高血圧などの生活習慣病や慢性疾患をもつ患者が、治療方針を専門病院で決定してもらったあと、その方針に基づいて自宅付近の診療所で日々の健康状態をチェックしてもらうという体制が増えれば、医師と患者との関係を密接に保ちながら医療を提供することが可能になります。