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美容外科情報

ワキガ(腋臭症)・多汗症の治療



気温が高くなると、気になるのが脇の下の汗です。ワキガ(腋臭症:えきしゅうしょう)の人は周囲からの反応が気になったり、多汗症の人も服に汗染みができたりと、それぞれ悩みを抱えているはずです。美容整形外科では、様々な方法でワキガや多汗症の悩みを解決してくれます。

ここでは、ワキガ(腋臭症)・多汗症の治療についてご紹介します。

ワキガ(腋臭症)の原因

ワキガ(腋臭症)の原因

脇の下には、エクリン汗腺、アポクリン汗腺の汗を出す2つの汗腺と、皮脂腺があり、それぞれから分泌される汗が混ざって、ワキガ特有の臭気を発します。中でもアポクリン汗腺から出る汗は、脂肪やタンパク質などを含んでおり、乳白色で粘り気があります。

この汗がワキガの臭いの主原因とされています。そのため、アポクリン汗腺の数や分泌量が多いと、ニオイの発生も多くなります。また、食事内容によってもニオイが異なり、肉類を好む人はニオイがきつくなります。

なお、ワキガは遺伝します。両親ともワキガの場合は80%、両親いずれかの場合は50%の確率で、子供に遺伝すると言われています。

多汗症の原因

多汗症の原因

多汗症は、他の人より汗をかきやすく、体のどこかが常に湿っている状態を言います。本来、汗をかくことは体温調節するための機能ですが、多汗症はこの機能が正常に働いていないことを意味します。

主な原因としては、精神的なストレスや自律神経失調症、更年期障害などが挙げられ、全身性と局所性の2種類に分類されます。局所性では脇の下や手のひら、足の裏などに多く見られます。なお、ワキガの人は局所性多汗症(脇)の場合が多いようです。

レーザー照射による治療法

レーザー照射による治療法

ワキガ・多汗症の治療法のひとつに、レーザー治療があります。レーザー治療は、脇の下にレーザーを照射し、汗腺そのものを破壊したり、毛穴を塞いだりして、汗の排出量を抑えるものです。

メリットとしては、肌に傷を付けないためダウンタイム(腫れがひくまでの時間)がなく、入院の必要がない点です。また、施術時間も1回5分程度と短時間で麻酔も必要ないため、治療後もすぐに帰宅が可能で、会社勤めや学校に通っている人でも手軽に治療を受けることができます。

施術中は、皮膚表面にそれほど熱を感じず、皮下だけに熱が伝えられます。1回の照射である程度効果はありますが、2~3回照射することで、より効果的にワキガ・多汗症の悩みを解決(軽減)できます。

また、レーザー照射と同時に、脱毛治療を行なうことで幹細胞を破壊することができ、ニオイを抑制する効果も高まります。肌を傷つけることに抵抗感がある人には、おすすめの治療法です。

レーザー照射によって発汗量が少なくなっても、脇の下を清潔に保つことは大切です。

切開による治療法(切開剪除法)

切開による治療法(切開剪除法)

ワキガ・多汗症の治療として最も確実性が高いのは、切開法(切開剪除法)です。切開法は、脇の下を切り開いて、ワキガ・多汗症の原因であるアポクリン汗腺、エクリン汗腺そのものを吸引法などで取り除きます。

発汗組織を元から切除するため、脇の下に汗をかくことやニオイもなくなり、根治治療として高い効果があります。切開するため、治療後は脇の下に傷口がしばらく残りますが、時間の経過と共に薄れていき、次第に目立たなくなります。

施術時間は1~2時間で、施術の1週間後に抜糸をします。なお、抜糸までは入浴や運動、飲酒などが制限されます。

ワキガ治療の場合、施術内容や医師の判断によって健康保険が適用できる場合があります。複数の美容整形外科で診療を受けるなどして、保険適用となる症状か否かを事前に確認すると良いでしょう。

その他の治療法

その他の治療法

レーザー治療、切開法によるワキガ治療以外に、ボトックスを使用する治療法があります。脇の下にボトックスを注射すると、自律神経を刺激して発汗作用を抑える効果があります。汗腺を取り除くのではなく、神経に作用して汗を抑えることが大きな特徴で、皮膚や皮下機能も自然のままを維持できます。

施術は注射だけなので、5分程度と短時間で終えることができ、体にも優しく、注射当日から入浴や運動が可能です。施術費用も、レーザー治療や切開法に比べるとリーズナブルに設定されています。

効果が持続するのは4~6ヵ月程度ですが、汗が気になる暑い時期だけ発汗量を抑えたい人、ワキガ・多汗症の症状が軽い人には効果的な方法です。また、長期間効果を持続したい場合は、効果が薄れてきた頃に再びボトックスを注入するだけのため、手軽さもあります。

また、ボトックスは、脇の下だけでなく手のひらや足の裏、額など汗をかきやすい部位に直接注入できるので、多汗症対策としても高い効果があります。